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2021年6月 3日   第58回 赤レンガ記念 (門別競馬)  

門別競馬   第12レース   王者クインズサターンが3度目の重賞Vへ
ケイバブック 對馬 大樹

【結論】
 休み明けで余裕の残しの仕上げだったコスモバルク記念で2着に2馬身半差をつけて優勝した(4)クインズサターン。完璧な状態でなくても、しっかり結果を残すところは、昨年の古馬チャンピオンの底力なのだろう。道営記念の内容からも2000メートルは問題なし。赤レンガ記念初優勝へ視界は良好。相手は転入緒戦の前走で中央オープン馬の力を見せた(3)テーオーフォース。こちらも余裕のある馬体だったことを考えれば、上積みが見込めるはず。再度好勝負を期待。すんなり逃げた時の渋太さに定評がある(2)リンノレジェンドも好仕上がり。重賞3勝の2000メートルで巻き返すか。昨年終盤からレース内容が安定している(6)クラキングス、昨年の勝ち馬(1)ステージインパクトも連下候補。

【詳細解説】
 ◎(4)クインズサターンは昨年の道営古馬チャンピオン。今季緒戦のコスモバルク記念は明らかに重め残りの馬体だったが、終わってみれば2着に2馬身半差をつけて優勝。これが王者の実力だ。今回は道営記念(3馬身差で完勝)と同じ舞台。ひと叩きされてデキも上昇。門別では5戦5勝と負け知らずだし、今回も力で捩じ伏せる。

 ○(3)テーオーフォースは転入緒戦の前走で重賞2着。勝ち馬には離されたが、中央オープン馬の地力は見せたし、今後に期待を持たせる内容だった。中央在籍時に2000メートルのダートは経験済みで距離延長も不安なし。コース慣れが見込める今回は前進可能。

 ▲(2)リンノレジェンドの前走は逃げたソイカウボーイを2番手で追走する形。自分の競馬ができず、直線でひと伸び欠いたが、それでも大崩れしなかったところは調子のいい証拠だ。今回は同型不在でマイペースの逃げに持ち込めそう。前々走の再現を狙う。

 △(6)クラキングスの前走は追い込み届かず4着。1番人気に応えられなかったが、勝ち馬から0秒4差なら悲観することはない。今年のコスモバルク記念3着馬。クインズサターンは強いが、他の馬とは力量差なし。巻き返し可能。

 △(1)ステージインパクトは今季緒戦と変わらない馬体重だったが、ひと叩きされた効果はレース内容にはっきり見てとれた。昨年の赤レンガ記念の優勝馬でもあり、門別2000メートルで重賞2勝の実績もキラリと光る。今回は要注意。

おすすめ買い目

馬単 4→3 4→2 4→6 4→1

 

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