Odds Park 競馬

【中央所属馬の評価】
　サンライズカラマは４走前にＪＲＡ３勝クラスで勝利を挙げたが、オープンでは３戦続けて着外。３走前にはリュウノユキナに完敗。ここは入着級。

　スマートアルタイルはＪＲＡ３勝。クラス→オープン特別と連勝中。追い込み脚質で展開面が鍵を握るが、直線の長い門別は同馬の決め手を生かすには絶好の舞台。重賞でも一発十分。

　ヒロシゲゴールドは、昨年のクラスターカップでレコード決着の２着。時計勝負にも対応可能だし、今年の門別の馬場は合いそう。まだ重賞勝ちはないが、今年の相手ならチャンスはある。

　リュウノユキナは前走の東京スプリントでは昨年のＪＢＣスプリント優勝馬サブノジュニアを破り３連勝。この勢いは本物だ。今回はデビューの地・門別が舞台。２勝しているようにコース適性は高く、ここは重賞Ｖ２のチャンス。

【他地区所属馬の評価】
　サンロアノークはこれまで６勝を挙げているが、1200メートルでは３着が最高。初コースで1200メートル巧者が揃った今回は強気になれない。

【ホッカイドウ競馬所属馬の評価】
　メイショウアイアンは昨年の北海道スプリントで北海道所属として20年ぶりに優勝を飾った。他地区への遠征でも善戦しているし、実力は全国レベル。11歳でも充実した馬体が目を引く。地元の利を生かして２連覇を狙う。

　ジャスパーシャインは、昨年５連勝で道営スプリントを制覇。メイショウアイアンは不在だったが、短距離巧者を一蹴した力は評価していい。ＤＧ競走初挑戦でも潜在能力の高さに期待。

　イダペガサスは今季緒戦３着。門別４戦目で初めて黒星も勝ち馬と０秒１差なら悲観する内容でない。前々走のカペラＳでも大きく崩れていないし、この相手なら重賞でも出番あり。

　ソイカウボーイは今回適距離だが、相手がグンと強化された。うまく立ち回っても入着止まりか。

　ダノンチャンスは好枠を引きハナに立てそうだが、同型も強く、ペースが厳しそう。今回は評価ダウン。

　アザワクの全４勝はすべて1000メートル。この距離でも３度２着があるが、決め手勝負では分が悪そう。

　ニットウスバルは昨年の４着馬。今季緒戦を快勝して勢いがあるし、今年のメンバー相手なら前進も可能。

　スマートアヴァロンは元中央オープン馬。地力を考えれば、前走ぐらい走ってもおかしくない。重賞でも警戒。

　ヘブンリーデイズは転入後２戦は二桁着順。中間、攻め強化してもこの相手に一変までは疑問

【解説者の予想】
　今年もＪＲＡから好メンバーが参戦してきたが、ここは(12)メイショウアイアンの２連覇に期待。昨年、ホッカイドウ競馬所属馬として20年ぶりの優勝。大偉業を達成した事実は忘れられない。充実した馬体は11歳という年齢を感じさせぬもの。ここへ向けて調整も順調だ。東京スプリントを制して勢いに乗る(１)リュウノユキナが強敵。昨年のＪＢＣスプリント優勝馬を破った力は無視できない。(４)スマートアルタイルも前走が着差以上に強かった。1200メートルの持ち時計も上位だし、引き続き注意。(14)ヒロシゲゴールドも前走の東京スプリントで見せ場十分だった。ここなら前進可能。門別では底が割れていない(８)イダペガサス、(６)ジャスパーシャインも圏内候補。

◎(12)メイショウアイアン
○(１)リュウノユキナ
▲(４)スマートアルタイル
△(14)ヒロシゲゴールド
△(８)イダペガサス
△(６)ジャスパーシャイン