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2021年4月 7日   陽春特別A1A2 4歳以上サラ系4歳以上 別定 (姫路競馬)  

姫路競馬   第10レース   復活遂げたヒダルマが再度先行策から押し切る!
"ケイバブック 中村 龍海"

himeji01.jpg 舞台は1400メートル戦だがここでの主力は過去に1700メートル重賞の摂津盃を制した二騎。(9)ヒダルマは一昨年の摂津盃優勝以降勝ち鞍から遠ざかっていたが、前走ではそれまでの鬱憤を晴らす4馬身差V。逃げか2番手の競馬なら兵庫籍ではまったく崩れたことがなく、斤量据え置きで再度同型も手薄となれば前走再現の可能性はかなり高い。対する(5)タガノヴェリテも摂津盃を3年前に制している実力馬。前走ではピーク時を彷彿とさせる強靭な末脚で約2年振りの美酒、調子を取り戻した今なら距離短縮でも中心的存在は揺るがない。(8)イルティモーネは前走ヒダルマに完敗も、終始外を回る王道競馬だっただけにコース取り次第でまだ差は詰まる。(2)テツは差しに回ると全力を出し切れないタイプ、位置取り次第では巻き返し可。(6)サトノグラン、(4)ゲキリンも崩れぬタイプで軽視不可。

◎(9)ヒダルマ…最近は位置取りや距離が合わずリズムを崩しかけていたが、自分本来の形に持ち込んだ前走ではかつての12連勝時を彷彿とさせる強さで完勝。まだ行き脚自体はピーク時と比べるとひと息だが、それでもベストの立ち回りさえ叶えば力を出し切れることは証明してみせた。その前走と同じく他の先行タイプが手薄となれば、再度前付けから連勝を決める可能性が極めて高い。

○(5)タガノヴェリテ…高齢でもあり一時はピークが過ぎたようにも思えたが、昨年暮れ以降は重賞でも常に差のない入線、そして前走では最後方追走から前を瞬時に交わし去る芸当で圧巻の復活V。9歳を迎えながら完全復調を遂げたといってよく、今のムードなら距離短縮でも評価を落とす必要はない。

▲(8)イルティモーネ…近走で崩れたのは馬群で窮屈となり脚を余した3~4走前のみ。脚質的に勝ち味の遅さは抱えるものの、力を出し切った際の走破時計は高いレベルで安定しているだけに上位評価は揺るがない。前走は序盤から終盤まで終始大外回り、距離ロスを抑えていければヒダルマとの差はまだ詰まる。

△(2)テツ…これまでの全7勝はすべて道中3番手内の位置から早めに押し切ってのもの。差す形でもそれなりにはまとめているが、前走が手応えの割に伸び切れなかったことからもベストはやはり前付け。得意の内枠に加えて前走より強力同型が減ったとなれば先行策からの反撃が十分見込める。

△(6)サトノグラン…2走前は重い内を突いて5着、前走は直線半ばまで前が詰まりながら3着と、いずれも着順以上に中身の濃い走り。折り合い不安から前に壁を作りたいため馬群で揉まれるリスクは付きまとうが、道中スムーズに捌けさえすれば際どい勝負も可能。

△(4)ゲキリン…折り合いを欠きやすい上に最近は発馬にも課題が出てきており、かなり操縦性が難しいタイプ。ただ前走でも序盤で激しく折り合いを欠きながら、最後までしぶとく食い下がり3着入線。秘める能力値は高いだけに、今少し消耗を抑えることができれば連争いに。

おすすめ買い目

馬単 9→5 5→9 9→8 8→9 9→2 9→6 9→4 5→8 8→5

 

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