Odds Park 競馬

前走の佐賀記念でレコードラップを付いて行きながらも、地方馬最先着を果たしたメイプルブラザーの反撃に期待したい。前走後からは能検を挟み、実戦勘を保ちながらの調整。引き続き気配は良好だ。前走、出入りの激しい展開ながらも４着に踏ん張ったオオオヤブンが相手筆頭。大型馬の叩き２走目という点でも上積みは大きそうだ。同じ観点からクリノライメイも侮れない。前走は勝負どころで前が詰まる不利もあり、結果は度外視できる。出脚良化が目覚ましいタガノラガッツォ、近２走消化不良のネクストムーブ、再転入初戦のナナカマドカ辺りも能力的に上位争い可能だ。

(８)メイプルブラザー…前走の佐賀記念はレコードラップで逃げるクリンチャーを２番手マークの真っ向勝負。最後は止まってしまったが、それでも地方馬最先着と内容の濃い走りはできていた。今回は地元戦に戻り、相手関係も楽に。即反撃が見られそうだ。

(１)オオオヤブン…前走は先行馬には厳しい出入りの激しい展開も敗因だが、当時は９カ月ぶりの実戦。本馬場調整が行えないなかでの出走だったことを思えば、久々の影響もかなり大きかったように感じる。ひと叩きした上積みが期待できそうだ。

(３)クリノライメイ…前走はスタート出遅れ、さらに勝負どころも前が詰まりブレーキの掛かる展開だったが、それでも直線はジワリと詰めてきていた。当時は久々で、馬体も太め残りの状態。叩き２走目で絞れれば一変十分。

(２)タガノラガッツォ…前走は３着だが、勝ち馬の道中マークも厳しかった。元々はスタートが安定しないタイプだったが、ここ２走は好発から逃げる競馬で好走中。姫路の環境が合っているようにも感じる。

(６)ネクストムーブ…近２走は崩れているが、２走前は３角で進路をカットされる不利、前走は出遅れと敗因はハッキリ。豪快に差し切った転入初戦内容からも一発の力はある。

(４)ナナカマドカ…以前の兵庫在籍時はＢ２条件での勝利までだが、３走前の中央交流戦では、後の重賞好走馬たちを完封。地方馬場で化ける可能性はある。