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金沢競馬も冬季休みから明けて２開催目。一叩きされたことで変わり身を見せる馬は当然いるし、ここは距離が?といった面々が多々。かなり難しいが、メンバー中唯一の前走勝ちトップウを推したい。初距離だが、勢いと堅実さでカバーだ。良化見込んでシンカンタカフジとソルティーアゲイン、これに出遅れネックも力あるソウルオブジャパンを対抗格に指名。

◎は⑩トップウ。昨年とは違い今春は順調で、開幕初戦から結果を出した。体質がパンとすれば上を目指せる素材だと思っており、上昇度を考えれば選抜でも。スタートしてすぐに良い位置に行け、道中は折り合いもつくのでレース振りが安定しているし、これまで２０戦して５－５－６－３と複勝率が８０％。巧者ぶりは初距離でこそ活きると思うし、連軸の期待をかけたい。

○は⑫シンカンタカフジ。前走６着だが休み明けで攻め不足もあってプラス１１キロ。小柄で馬体増自体は良い傾向なのだが、見た目に丸っこかった。一度叩けば随分違うと思うし、少しの良化があれば間に合うクラス。距離も５戦して⑦⑩④①③着(⑦⑩は２度の重賞)と問題ないし、堅実な差し脚を見直すべきだろう。

▲は③ソルティーアゲイン。過去３年、初戦は④⑤⑥着だが２戦は①①⑤着と典型的な叩き良化型。前走は昨秋からの休養明けといつもより間隔が開いていたし、これは上乗せを見込みたい。快速系で短距離志向が強いが、この距離は⑨④③着だし、⑨着時も発馬で大きく躓いてのもの。十分にこなせる。スローが予想される面々だけに、この馬の残り目には気をつけたい。

△は⑪ソウルオブジャパン。中長距離を中心に使われ中央500万下勝ち、当地でもＡ2で2着と実績最上位。距離も絶好なのだが、問題はゲート難で、1秒近い大きな出遅れは常習。中間は入念に練習して、今回はブリンカーもつけてくるようだが、正直フタを開けてみるまではわからない。

注は⑨アルファトミー。中央時にはこのぐらいの距離を得意としていた馬で、こちらでのレース振りもジリジリとした平均ペースの走り。長目の距離が合うのは間違いないだろう。時計的に少し足りない感じはあるが、他は距離?という面々。適性の差を活かして上位を狙える。