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各馬一長一短。それならば転入馬から狙ってみるのも悪くない。中でも当地の経験があるライブリリュウショはどうか。ヴィッテリアも小回りさえこなせれば。あとは堅実ホウライオーカン、前走でメドがついたマイネヴィント、そこそこには来るマイネルウインザー。

ライブリリュウショは３歳秋に当地に在籍。Ｂ級の７～11組で（２２００）の実績がある。負けたのは共に絶好調で手のつけられなかったグリーンストーンという馬で、相手が悪かったと考えられるし、勝った２勝は共に完勝といえるもの。当時からもっと上でもという期待はあった。中央500万に復帰してからは短距離を使われているが、そこで入着が５回あるのだから、交流戦でやってきてもそこそこ印がつきそうな戦績である。陣営は「乗り難しくなって帰ってきたのと、デキが…」と控えめだが、直前もそこそこ駆けていたし、この枠なら出遅れても挽回はききそう。混戦だけに緒戦が妙味といったところか。

ヴィッテリアは中央時はダートの1800ｍ中心。陣営は「反応が悪くてエンジンのかかりが遅い印象を受ける」と語っていたが、実際、中央時もそういうレースが多かった。しかも今回は1400ｍで距離が不足気味。気難しさも見られるというだけに、小回りへの対応がより一層重要となってこよう。そのあたりはやってみないとわからないというのがホンネ。それが妙味につながるわけだが。

ある程度、計算できるのはホウライオーカン。流れに左右されやすい脚質と1400ｍが嫌われているフシもあるが、今の馬場はいかにもこの馬向きだし、距離の相性もイメージほど悪くない。３着までならきっちりと!?

マイネヴィントは前走を信じていいのかどうかになろう。中央時は芝の中距離を使われていた。その脚力から通用していいはずなのに詰めきれないのはダートが？と思っていた。が、徐々に慣れてきたのか、前走は当地初の馬券絡み。掛かりはこれまでになく良かった。上積みはまだ見込んでもいい。

マイネルウインザーは調子がいい、いいと言われていた割にレースにいくと案外。しかもいいところまで行っておきながら詰めを欠く内容が大いに不満。まあ、もともとそういうところのある馬だが。ここ３走を見せられては強調できぬが、極端にデキが落ちたとも思えないので見限るわけにもいかず…。