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2011年12月18日   知床賞 (帯広競馬)  

帯広競馬   第11レース   ニシキダイジンが巻き返す
生駒 有輝夫

banei07.jpg安定した内容を続けているニシキダイジン。前走2着も内容は良かったし、斤量差が詰まるここは巻き返しが可能。切れ味上位のフクドリニシキセンプーらも障害を早目に抜ければチャンス十分。2連勝中のカネサブラックも体調が上昇しており、怖い。あと、フクイズミホッカイヒカルらにも注意。

ニシキダイジンは2着と敗れた前走だが、トップ斤量を背負っていたことを考えれば上々の内容。障害もしっかりとふた腰でまとめていたし、この馬の走りはできていた。今回は特別条件となり、前走の勝ち馬カネサブラックとのハンデが20キロ差から5キロ差となるし、この条件なら逆転は十分に可能。近走はハナからキッチリと走れるようになっており、追走で手間取ることがなくなった。ここは障害を早目に抜けて押し切れる。

フクドリは道中から積極的に動いて行った前走は障害で止まってしまい4着も、勝ちに行っただけに仕方のない結果。今季は一線級の中に入っても差のないレースができているし、ここでも互角以上にやれる力を持っている。今回は特別条件となり、前走から斤量が減量されて755キロとなる。障害さえスムーズにまとめれば上位争いも可能。

ニシキセンプーは前走障害で止まってしまったが、二の腰をキッチリと入れてふた腰でまとめていたし、7着と敗れたが、悲観する内容ではなかった。苦労していた障害も近走はスムーズにまとめているし、内容に安定感がでてきた。ここは相手が強化されるが、この中に入っても切れ味は上位のものを持っている。今の状態ならチャンスは十分にある。

カネサブラックは前走天板でヒザを折ってしまったが、そのあとはすぐに立て直されてふた腰でトップ抜けし、そのまま押し切り。旭川記念以来、久々の重賞制覇。一時は勝ち切れないレースが続いていたが、目下2連勝中と勢いにも乗っており、ここにきて確実に体調の方は上昇してきている。今回は特別条件となり、前走から5キロとはいえ減量されるのはプラス。

フクイズミは道中から十分に息を入れて追走して行った前走は障害で止まったが、腰の入りも良く、ふた腰。久々に障害をスムーズにまとめられた。今回も特別条件となるだけに、障害にポイントを置いたレースとなりそうだが、前走のカカリならひと腰で抜けても不思議はない。決め脚は上位のものを持っているだけに、早目にまとめれるようなら、一発も十分。

ホッカイヒカルは流れが落ち着いたこともあるが、前走は2番手で2障害につけていたし、久々にこの馬の持久力を生かしたレースができた。ここもスムーズに追走できるかがポイントとなる。相手は強化されるが、この中に入っても通用していい力をつけてきているし、極端に置かれなければチャンスは十分にある。前走を快勝した勢いもあり、注意。

おすすめ買い目

馬単 1→9 1→10 1→6 1→3 1→4

 

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