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本日のメインレースは中級条件の短距離特別「ディセンバーカップ」（Ｂ２級、ダート1400ｍ）。得意の水沢に替わってきっちり差し切ったサダチカガーベラの勢いに託したが、スピード一目ハッピーティア、実績上位オリオンザクロノス、ひと叩きの上積みが目立つセリトスガッテン、決め手上位アポロパトリオット、距離短縮が向くワールドホーリングも逆転十分だけに、乱戦になること間違いなし。

サダチカガーベラ…1400ｍは昨シーズンのかまくら賞２着以来の出走だが、水沢では５戦して１勝、２着２回、３着２回でいまだ馬券対象を外していない。かまくら賞はＣ１級の特別戦だが、メンバーはなかなか骨っぽかっただけに、この２着は十分評価できる。前走が差し脚鋭く伸ばして快勝し、水沢コース向きなのを再認識できたし、ここは勢いに乗って連勝を狙う。

ハッピーティア…ここ２戦は持ち前のスピードを発揮して連勝。チークピーシズの効果もあったようだ。ここは生涯初となる1400ｍだが、逃げ切った前走内容からは対応可能な印象。ここもスピードで圧倒する。

オリオンザクロノス…1400ｍでの勝利は３年前の佐賀重賞・吉野ヶ里記念で実績ならメンバー中一番といえよう。パワータイプの馬だけに馬場が深い方が良いが、前走で鋭い末脚を披露し快勝。調子の良さも目立ち、前がもつれるようなら一気に浮上してくる。

セリトスガッテン…勝負どころで失速した前走はあくまでも休養明けによるもので参考外。引き続き力関係がどうかにということになりそうだが、馬体重が回復した点と、この中間の動きの鋭さからも、上積みがうかがえる。距離短縮も好材料になりそう。

アポロパトリオット…盛岡では勝ち味に遅い印象があったが、これは先行有利の馬場の影響ととらえたい。水沢に替わった前走で鋭い末脚を遺憾なく発揮して差し切るなど、決め手が着実にアップしている。距離短縮で先行陣がやり合えば勝利がグッと近づいてくる。

ワールドホーリング…1400ｍは１勝、２着２回の実績があり、適性は十分。前走も走破タイムは平凡なものだったが、すんなり先行して直線抜け出す勝負強い走りで勝利しており、コース２度目のここなら時計は詰めてくるはず。