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2011年11月24日   浦和記念 (浦和競馬)  

浦和競馬   第10レース   負けられないシビルウォー
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬

urawa18.jpg【中央所属馬の評価】

シビルウォーの前走3着は、相手を考えれば価値ある3着だと言える。スマートファルコンのペースを3番手で進めた点、6歳にしてこの馬の進境を感じた。ここは大幅に相手も楽になり、再びまくる手か。白山大賞典からも小回りは不安ない。

ボレアスはジャパンダートダービー2着、レパードSに勝った3歳馬。前走の南部杯はさすがに相手が違った。ジャパンダートダービーでは勝ち馬を凌ぐ脚を使い、レパードSでも直線一気の2馬身差と決め手に自信。世代間レベル、そして小回りコースをスムーズにこなせるか、課題もある。

エーシンモアオバーはブリーダーズゴールドC3着、エルムS2年連続3着。一昨年のこのレース5着。やはり逃げベスト。ここはすんなり単騎が望めそう。

クリールパッションは名古屋大賞典3着が最高も、ダートのオープンは3勝。スタートひと息で後方からの競馬だが、小回りの浦和でそれがどう影響するか。

【地方所属馬の評価】

前走埼玉栄冠賞を会心のまくりで快勝したボランタスは、浦和【2-1-0-0】の適性を存分に示した。昨年はスマートファルコンに1.2秒もちぎられたものの2着。今年はそれよりはまだ楽な相手、とみるべきか。

高知のグランシュヴァリエは、前走JBCクラシックで3着から大差とはいえ地方馬最先着の4着。本来マイル前後が守備範囲だが、小回りの浦和なら。9月のオーバルスプリントは出遅れが響いた。

笠松のエイシンフレンチは中央準オープンから笠松転入。中央時の実績は芝中心だったが、前走東海菊花賞を制した。ダートグレード競走はハードルが高い印象。小回りも2走前のように後手を踏むと厳しい局面も。

ザグは後方一気の鋭い末脚が身上で、ペースが緩む浦和の2000mは向いているとは言えない。混戦待ち。

タートルベイは中央5勝→金沢3勝。南関東転入後未勝利だが、大井記念3着がある。生粋のステイヤータイプでジリジリと伸びてくるだけに、早めスパートできれば。

トーセンゴライアスは中央準オープン。転入初戦の前走埼玉栄冠賞は調教試験からは絞れたものの、中央最終戦よりプラス11キロ。雄大な馬体からパワーは感じられるが、さらに絞れて鋭さが戻ってくれば。

マルタカエンペラーは中央時平地オープン→障害未勝利から、今回転入初戦。左回りダート【0-0-0-2】、さらに小回りと、不利な条件が多く今回はどうか?

【解説者の予想】

JBCは3着だったが、なんとか追走し見せ場は作ったシビルウォーが、相手関係からも今回は負けられない一戦だろう。心配なのは疲れだが、調教の動きは上々だけに不安はないだろう。まくって圧倒だ。

南部杯を度外視すればボレアスも2000mで見直しが必要だが、休養明け次第に調子を上げてきた昨年の2着馬ボランタスも軽視できない。展開面では単騎マイペースで行けるエーシンモアオバーも圏内だろう。

クリールパッショングランシュヴァリエも3着争いで要注意。

 ◎シビルウォー
 ○ボレアス
 ▲ボランタス
 △エーシンモアオバー
 △クリールパッション
 △グランシュヴァリエ
 

おすすめ買い目

馬単 3→6 6→3 3→10 10→3 3→9 9→3 6→10 10→6 3→2 3→11

 

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