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2011年9月14日 ホウセンカ特別 (名古屋競馬) ツイート
名古屋競馬 第10レース マッキーサマンサVSアバランチイナリ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之
何とも言えない顔ぶれである。押し出される形でマッキーサマンサ、アバランチイナリが主力となった。「次は?」と問われると思わず口ごもってしまうほどのメンバーだから仕方がない。以下、フリーデコメ、マイネルリチャード、トーホウカツトップとしてみたが…。
前走も少し期待したのだが、やっぱり4着。このところすっかり入着選手のレッテルを貼られてしまったマッキーサマンサ。力量的なものか、状態的なものか、年齢的なものなのか。しかし、衰えを言うには6歳はまだ早いし、掲示板を確保できるなら状態もそう悪いとは思えない。そして何と言っても今回はこのメンバーである。久々に(6112)の逃げに持ち込めそうでもあるので。
転入緒戦の伸びが悪くなかったアバランチイナリ。上積みも加味して2走目の前走は期待されたが、案外な結果に終わった。そのあたりを陣営は「ハードな追い切りが逆効果になったかも」と分析。今回は前回より軽めの追い切りで臨む。兵庫の実績からして十分通用していいし、そしてこの顔ぶれである。当地初勝利の絶好のチャンスだ。
3番手に何を据えるか悩んだが、フリーデコメにしてみた。後方からひと脚使って、といったレースぶりだが、全体的に上がりの時計は悪くないのだ。このメンバーならそこそこ詰められるのではないか。
次はマイネルリチャード。これまでも「自分の分(力)だけは走る」という感じを続けている。名古屋、笠松と休みなく使われているので上積みは望みづらいが、今回も自分の走りはしてくれるだろう。
頭数が足りず、B級の5組からこちらに回されたトーホウカツトップ。A級がどうのより、夏負けの影響が残っており、自分自身の走りができるかどうかがカギに。3着争いならクラスは気にしなくていい。
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