Odds Park 競馬

本日のメインレースは中央競馬との条件交流特別『東京カップけやき賞』（岩手Ａ級下、中央３歳上１０００万下、ダート１８００ｍ）。６頭立ての少頭数となったが激戦濃厚のレースとなった。前走の園田遠征で伸びのある末脚を見せて快勝したチャーミーハヅキに期待したが、前走でトップとコンマ８秒差に粘ったリスキープラン、すんなり先行でいればボタニカルアートがあっさりの力を持っており、岩手勢ではリリーレインボーに期待をかける。

チャーミーハヅキ…自身の初勝利は名古屋遠征で２勝目も園田遠征。１０００万下への昇級後は着順振るわず５００万下へ降級したが、２戦の園田遠征で２、１着と好結果にまとめ、特に前走は長く良い脚を使って差し切る強い競馬だった。不振の１０００ｍ下でも３走前は積極的にハナに立つ力走でトップとは１秒差に収め、着順ほど悪い内容ではなかった。再昇級でも地方遠征なら勝ち負けに持ち込めるはず。

リスキープラン…名古屋、笠松で２９戦して９勝、２着８回、３着６回の実績をあげて中央へ復帰。２戦目の大井遠征では騎手を振り落としたが、その後のケンタウルス特別、淀川特別の２つの地方遠征を強い内容で連勝し１０００万下へ昇級。２戦目となった前走阿賀野川特別ではトップからコンマ８秒差に粘り込み底力を見せており、少頭数となったここなら好勝負が可能だ。

リリーレインボー…転入初戦の前走はここと同条件の１８００ｍ戦。スタートから先行２番手を追走し向う正面ではかかり気味となり折り合い面で苦戦。直線向いては一旦先頭に立ったが、ゴール前でダンストンリアルに差され２着。中央時代は短い距離を中心に使われていてダート１０００ｍで２勝、ダート１１５０ｍで１勝を挙げており、短距離向きなのは確かか。ただ、それを差し引いてもスピードは魅力だし、前走での距離経験を生かせればここでも面白い存在となりそうだ。

ボタニカルアート…１０００万下に昇級後の２戦が今ひとつの内容だが、昇級を決めた３走前が早めに先頭に立ちそのまま押し切る強い内容だっただけに、地力は認めても良いだろう。ここは地方遠征で相手関係は大幅に緩和され、すんなり先行ポジションが取れれば勝ち負けできるはずだ。