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2011年9月25日   岩見沢記念 (帯広競馬)  

帯広競馬   第11レース   フクイズミの連覇を期待
生駒有輝夫

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課題の障害を安定してまとめているフクイズミ。今なら重賞となるここでも不安はなし。力もあり、連覇を期待。相手はニシキダイジン。確かに840キロの斤量は厳しいが、力を考えれば克服は可能。障害次第ではホクショウダイヤキタノタイショウらも差はない。あと、フクドリギンガリュウセイらにも注意。

フクイズミは目下2連勝中と絶好調といえる状態。特別条件となった前走でも課題の障害はひと腰でまとめていたし、近走は安定して障害をまとめている。ここは重賞となり一気に斤量が増量されて800キロの荷物を背負うが、近走のカカリなら対応しても不思議はない。今季絶好調のニシキダイジンと40キロのハンデ差があるのは有利な条件。昨年度の同レースを制しているように、オープンの一線級でも勝ち負けしていた馬。本来の走りができるようになってきた今なら、連覇が十分に可能。

ニシキダイジンは鹿毛馬限定戦となった前走は障害をふた腰でまとめて粘り込み3着。5連勝はならなかったが、この馬のレースはしっかりとできていたし、トップ斤量を背負っていたことを考えれば上々の内容。今回は重賞となり、ここでもトップ斤量を背負う厳しい条件となるが、実力を考えれば十分に克服が可能。高重量戦なら、持ち前の登坂力と持久力をフルに発揮できるだろう。今季は北斗賞、ばんえいグランプリと重賞2勝と絶好調。好調を維持しており今季重賞3勝目も狙える。

ホクショウダイヤは前走障害で止まってからも、しっかりと次の腰を入れて三腰でまとめて終いいい脚で追い上げて、2着と上々のレースぶり。今回は830キロの荷物を背負うが、近走は障害をひと腰でまとめることがなくなってきているし、逆に他馬が障害で苦労するこれくらいの荷物が今は合っているかもしれない。ここも障害で止まってから、二の腰がスムーズに入るかがポイント。しっかりと入るようなら、決め手は上位のものを持っているだけに、勝ち負けしてもいい場面。

キタノタイショウは前走障害でヒザを折ってしまったが、すぐに立て直されて三腰で障害をまとめていた。8着と敗れたが、結果ほど内容は悪くなかった。今回は重賞となり、820キロの斤量を背負うだけに、ここも障害がポイントとなるだろう。この中に入っても通用していい力を持っている馬。障害さえスムーズにまとめれるようならチャンスは十分にある。無視はできない。

フクドリは道中から息を入れて追走して行き、障害に重点を置いたレース。キッチリとひと腰でまとめていたし、ここに向けていい内容のレースだった。今回は3度目の古馬重賞となる。初挑戦となったオッズパーク杯では6着と敗れたが、続く北斗賞では勝ち馬から3秒差の2着と好走した。今回は10キロの賞金ハンデを背負い830キロの荷物と一気に条件は厳しくなるが、この馬もレースを使われるたびに成長してきており、地力強化が目立つ今なら対応しても不思議はないだろう。

ギンガリュウセイは相手が弱化されたこともあるが、近2走はともに障害をひと腰でトップ抜けし、そのまま押し切りと好内容のレースで2連勝中。ここは重賞となり、オープンの一線級が相手で一気に条件は厳しくなるが、もともとはこの中でも差のないレースをしていた馬。内容の方も確実に良くなってきているし、復調気配が窺える今なら、ここでもチャンスはあるはず。注意したい。

おすすめ買い目

馬単 7→5 7→1 7→9 7→2 7→8 5→7

 

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