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2011年9月17日 ハーベストカップ (盛岡競馬) ツイート
盛岡競馬 第10レース 短距離適性十分ビュレットライナーが中心
岩手ケイシュウニュース 宮崎智正
本日のメインレースは準オープンによる芝の短距離特別「ハーベストカップ」(B1級、芝1000m)。OROターフスプリントトライアルとして行われる。同条件のFM岩手杯を快勝したビュレットライナーを中心にとったが、ここはスピード自慢がそろい、同レースで僅差の2着に粘り込んだマイネルサウダージ、姫神賞4着のディーエスファジーも逆転に虎視眈々。芝で安定度が高いリキアイタイリン、中央時代に連対実績があるファンタジックキーやゲンパチオブラヴにもチャンスがあり激戦濃厚だ。
ビュレットライナー…芝の1000mは昨年のFM岩手杯、姫神賞、ハーベストカップ、今年のFM岩手杯を出走し2、1、6、1着の成績で得意にしているといってよいだろう。昨年との違いは差し競馬での勝利ということだけで、走破タイムは自己ベストに近く力は出している。前走は早め先頭に押し出され目標にされたし、流れも向かなかったためで決して悲観するものではない。得意の芝短距離で巻き返しを図る。
マイネルサウダージ…芝、ダート問わずにスピードを発揮できるのは大きな魅力だが、前走のように道中で息の抜けない展開になると1700mでは脆さが出てくる。その点芝の1000mは前回のFM岩手杯で僅差の2着があるように、自身のスピードを生かす絶好の舞台。反撃に期待したい。
ディーエスファジー…今季のダート戦は2戦目の3着が最高でピリッとしない印象だったが、姫神賞ではトップと0.5秒差の4着に粘り込んでいるし、その後の芝2戦でも接戦を演出していて状態は着実に上向いている。持ち時計でも差のない相手だけに、あっさり勝って不思議はない。
リキアイタイリン…姫神賞で3着し、その後の芝1600m戦でも僅差の2着に粘り込むなど芝適正の高さをアピール。前走の白神賞は不良馬場ということもあり6着に甘んじたが、内容的にはそれほど悪くはなかった。ここはスピード自慢の相手がそろったが、前がもつれるようなら浮上のチャンスが出てくる。
ファンタジッキー…前走のB・ドリーマーCの6着は出遅れの影響に加え、距離が長かった印象。今度は半分の距離の芝レースで戸惑いはあるかもしれないが、中央時代に新潟の1000m閃光特別で2着の実績があり、簡単には見限れない。
ゲンパチオブラヴ…今回と同じ条件だったFM岩手杯では出遅れ、4コーナー不利と決してスムーズなレースではなかったが、集中力を切らすことなく走り切りトップと0.1秒差の3着に健闘。その後の芝がピリッとしないが、昨年のはまなす賞、サファイア賞を制している実力馬だけに、いきなり大駆けには警戒したい。
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