Odds Park 競馬

8頭立てと少し寂しい頭数になったが、力関係は接近していてなかなか面白いメンバー構成となった。その中でモエレシリアスを筆頭推奨する。園田初勝利となった前走の勝ち振りが良かった。昇級戦になるが能力的には問題無いだろう。相手候補はB1クラス連勝を狙うトマホークミサイルと前走の内容が良かったキーケースの2頭。他にはJRAから転入緒戦のシルクペガサスと一度叩かれて上積みが見込めるローランビゴラスが不気味な存在。

モエレシリアスはこのメンバーで唯一の3歳馬。前走は好スタートを切りスンナリとハナへ。直線では後続を突き放して完勝。最後の脚が切れるタイプではないので、ある程度前に付ける競馬が理想だがハナにこだわる必要もない。デビューから15戦して掲示板を外したのが2回だけと安定感がある。今回昇級戦になるが今年の3歳馬はレベルが高く、その中で上位争いをしていた同馬には問題は無いだろう。

トマホークミサイルは今回が勝って同条件。前走は好スタートから先手を取りそのまま押し切った。勝って同条件なので斤量が前走時よりも1キロ増えるが500キロ前後の雄大な馬体の馬なので問題は無い。今回も前回同様スンナリと先手を取ることが出来れば連勝も十分に狙える。

キーケースは前走、トマホークミサイルが勝ったレースで3着だったが、中団から向正面で一気に進出する脚は見せ場たっぷりだった。どこの位置取りからでもレースが出来ることが強み。ハナ争いが前走よりも激しくなりそうな今回はこの馬にとって眺めは良い。昇級2戦目であっさりと勝つ場面もある。

シルクペガサスは今回がJRAから転入初戦。1勝しかしていないが10度掲示板に載っておりこのクラスでも通用できる力は持っている。成績を見る限り、後半は甘くなりそうだが先行力がある点は魅力的だ。スンナリと先行するかたちになれば粘り込めるだろう。

ローランビゴラスは今回が休養明け叩き2戦目。前走は久々な分、道中の反応は今ひとつだった。A2クラスで上位争いをしていたほどの馬なのでここでは能力は上だ。1700メートル戦では6勝をあげており、距離延長はこの馬にとって大歓迎。今回は上積みが見込めそうで前走以上が期待できる。