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2011年6月24日   名古屋でら馬スプリント (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   記念すべき第1回目の覇者はラブミーチャンか
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

nagoya06.jpg800mの新設重賞である。前哨戦を見るとニシノコンサフォスが抜けている印象だ。それに抗し得るなら別路線組しかない。しかもそれがラブミーチャンなら現実味を帯びてくる。決してスプリンターではないが、キングスゾーンの底力にも注意。あとはバリバリセレブブラウンアーマーの流れ込みと、ホープカムトゥルーの無欲の差し。

ラブミーチャンはダートグレードで中央の猛者相手にハナを切る快速娘。その二の脚の速さはほれぼれする。決してこういう距離でというスピード馬ではないが、記念すべき第1回目に名乗りをあげてきた。それだけ今は順調に使えるということ。それならば、といったところだ。ニシノコンサフォスより内に入っている。切り替えて外から…なんていう時間はない。一歩も譲らず行き切るのみだ。

前哨戦のムーンライトオープンが圧巻だったニシノコンサフォス。20年ぶりのレコード更新となった。といってもそれまで上鞍で行われていなかったから当然といえば当然だが、それでもほかは48秒台のところを47秒3で駆けたのだから、さすがはオープン3勝馬といったところだろう。脚元に不安を抱えるが、前走後はそれを気にするそぶりも見せず、至極順調の様子。さらなるレコード更新の期待も高まる。

キングスゾーンは先行馬といってもスプリント型ではない。だからこの距離の先行争いでどうかという不安はあった。が、ニシノコンサフォスの一つ外という最高の枠に入り、希望の光がさしてきた。一頭ですんなりよりは、競り合えば競り合うほど気を抜かずに走れるからいいというタイプ。馬体を併せることさえできれば、驚異の勝負根性を発揮する場面も。

バリバリセレブは前走で800mへの適性を示した。後のことを気にしないのならかなり速いということだ。ただ、さすがにここに入ると迫力不足。流れ込むだけになろう。

ブラウンアーマーニシノコンサフォスとも互角の出脚を見せたが4角まで。逆に力の違いをまざまざと見せつけられた格好だ。バリバリセレブ同様、流れ込んでどこまで。

さすが転入後の連対率100%の馬だけあって、ホープカムトゥルーは適性のある距離ではなくとも2着に持ってきた。相手は強くなるが、無欲の差しで…。
 

おすすめ買い目

馬単 2→8 8→2 2→9 9→2 8→9 9→8

 

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