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2011年5月12日   小瀬(おぜ)特別 (笠松競馬)  

笠松競馬   第11レース   逃げるベストドレッサーVS差すレッドアンバー
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

kasamatu05.jpg前開催のこの条件を快勝したベストドレッサー。勝ち残りで0.5キロ増だが、前走より手ごわいのは少なくなった。連勝も十分。これに唯一待ったをかけられるのはレッドアンバーホワイトロマンエブリイニューデイコーザンソナタリュウシンクイーンでは3着争いまでか。

結構な相手がそろっていたこと、折り合い面が微妙で距離は短い方がいいということ、先行馬がそろって展開もなさそうだということから、前走のベストドレッサーは評価が低かった。が、逃げる2回前の勝ち馬を自ら競りつぶし、しかも3馬身抜け出したあの勝ちっぷりを見せられては、こちらの目が節穴だったと言われても仕方がない。もう折り合いうんぬんは関係なさそうだ。ここは単騎逃げが可能な顔ぶれ。より一層の強さを発揮するかもしれない。 

前走は時計面、展開面の不安が出た格好のレッドアンバーだが、3~4角でのあしいろはさすがといえるものがあった。大跳びで器用な競馬ができないのは欠点だが、かなりの脚力を持っているのは間違いない。今回も後方からの競馬になるかもしれないが、目標はベストドレッサー一頭。追い切りも強化してきた。前走より着差は詰まる、いや、逆転すらあっていい。 

3走前からここに下がってきたホワイトロマン。しかし結果は⑦⑥⑦着。生きのいいのが集まる条件で、むしろ相手関係が厳しくなった印象すらある。もうひとつ伸び悩んでいるのも事実。内をロスなく追走して3着は確保したいが。 

「暑さに弱く、今のうちに頑張っておきたい」はエブリイニューデイ陣営。ただ、笠松では(0008)だし、上位2頭は強い。3着があれば御の字か。

コーザンソナタは前走、0秒7差4着と最近の中では頑張った方だが、相手が弱く混戦だったから。ここでは3着争いが精いっぱいか。

転入前の南関東ではC級ながら差のない競馬もしていたリュウシンクイーンだが、転入緒戦の前走は思いのほか伸びあぐねた。「距離が長いのかも」と陣営は見ているようだ。差しに徹してどこまで脚を使えるか。それである程度の判断ができそうだ。

おすすめ買い目

馬単 8→9 9→8

 

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