Odds Park 競馬

ジャングルスマイル不在で距離も延長、ナムラアンカーにとっては好条件が重なった。先行→渋太さ発揮の展開に持ち込めれば、順当勝ち。相手は前回Ａ２圧勝のヒカルハナミチ。素質云々ならナムラにもヒケはとらぬはず、弾み付いた今なら楽しみ。安定勢力ゴールデンミション、今季好調ゲイリーアイトーンらが続く。

◎は⑤ナムラアンカー。スタート直後からジャングルスマイルに執拗にマークされた前走。ペースも早くなり粘りを欠いたのは無理はなく、少なくとも２～３着は展開の差。そのジャングルが抜けて距離延長と今回は有利が条件が揃った。スプリングＣにはゴールデンミションらを相手にしておらず、勝負付けが済んだ相手ばかり。自分の競馬ができぬと脆く、昨年はポカもあったが、今季は発馬上達でレース振りが安定。信頼していいだろう。

○は⑧ヒカルハナミチ。前回Ａ２圧勝、しかもこれまでにない前々で運ぶという取り口。脚質的な幅も広がった。中央２戦②①着の素質馬で、本格化に近付いた今ならオープンでも通用していい。距離も延びてこそのレース振りだし、初といっても千九になるのは歓迎だろう。力関係がハッキリしている他馬より、面白い。

▲は⑥ゴールデンミション。今季は行きっぷりが一息。差しに回って堅実にまとめてはいるが、本意の競馬ではあるまい。が、いくらか太目が影響とも思え、絞れてくれば変化は可能だろう。無敗だったジャングルに昨年土を付けたように、同馬の持ち味はその意外性。春先より気配自体は良く、一発を警戒。

△は⑨ゲイリーアイトーン。どうしてもコーナーで下がってしまうが、直線では渋太さ発揮。２走前のように３角まで喰らい付いて行けるかがポイントだろう。ズブいが短距離の方が得意と千九？なところはあるが、今季は体調そのものが良いだけに、軽くは扱えない。

注は⑩サムソンリンリン…万能タイプだがより走るのは短距離。千七以上では甘くなりがちで、勝ちに行った分はあるとしても前回Ａ２も直線で失速。高齢も衰えは少なく堅実だが、オープン・距離延長と条件面は厳しい。ナムラが強い競馬をして先行馬が潰れるなど、流れが向いた際の浮上か。３連単の穴候補。