Odds Park 競馬

本日のメインレースはＡ級一組による一般競走（ダート１８００ｍ）。昨年開幕で２連勝したマルブツワイルド、今年も仕上がり早が目立つし中央交流けやき賞岩手最先着の実績を支持して中心に据える。昨年同じ距離で行われた特別あすなろ賞を制したダンストンリアル、安定度ピカイチのジョウテンロマンが逆転候補と見たが、盛岡ダ１８００ｍ負けなしのハッピートーク、南関東からの転入ベルモントノエルも侮りがたい。

マルブツワイルド…芝１６００ｍで勝利があるように、どちらかといえば軽い馬場が良いタイプといえるが、昨年、Ａ級の一般戦で３着、中央交流のけやき賞で岩手最先着の５着に食い込むなど、ダート良馬場でも好勝負ができるようになってきた。休養明け初戦も苦にしないタイプだし、今年はいつになく仕上がりが進み追い切り日5月20日の中で一番時計を叩きだしており、開幕から勝ち負けが狙える。

ダンストンリアル…昨年の特別・あすなろ賞でサンシャインヘイロとの壮絶な叩き合いを頭差し押さえて優勝するなど、盛岡ダート１８００ｍは〈２１１２〉。着外は中央馬との交流戦・けやき賞と強敵ぞろいとなった５走前のＡ級戦で７着と６着の２回だけ。勝ち味に遅いところはあるが、ここは大きく抜けた存在がおらず、チャンスは十分ある。

ジョウテンロマン…岩手転入後入着を外したのは２戦だけと抜群の安定感を誇っているが、唯一勝ったのが盛岡ダ１８００ｍ戦。そのときは追走するコアレースレーサーを退け強い内容だった。その後は勝ち星に恵まれていないが距離の長短やダート芝関係なく好勝負を続けている。実力的には互角以上に渡り合えるはず。

ハッピートーク…一昨年に岩手に転入しＣ２級から一気に駆け上がってきた実力馬。さすがにＡ級では牝馬特別を勝って以来、４戦勝利から遠ざかっているが、盛岡コースは得意にしているし、盛岡の１８００ｍでは３戦全勝、近走の不振だけで軽視すると危険だ。

ベメルモントノエル…中央在籍時は浦和へ遠征して１勝、南関東へ移籍してからは船橋と川崎でそれぞれ１勝、その後Ｃ１・Ｂ３に昇級して勝ち切れないまでもなかなか健闘していた。長期休養明けの２戦が見せ場のない大敗となっているが、実績的にはここで通用して何ら不思議ではない。