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連勝中で勢いに乗るトレジャーハンター。今回は賞金ハンデの５ｷﾛを背負うが、今の状態なら心配なし。軽馬場も得意としており、３連勝へ。実績上位のニシキセンプー、オレワスゴイらが相手も、障害さえ早目にまとめればフクドリにも一発のチャンスは十分。あと、コマクインの前残りにも注意したい。

トレジャーハンターは自己条件に戻り、斤量が20ｷﾛ増量された前走でも障害をひと腰でまとめて余裕を持って抜け出し、快勝。内容も良かったし、着実に力をつけてきている。今回は賞金ハンデの５ｷﾛを背負い、675ｷﾛでのレースとなるが、障害は巧者だし、増量にもキッチリと対応できるはず。連勝中の勢いもあり、引き続き好勝負が期待できる。

ニシキセンプーは前走４着に敗れたといっても、勝ち馬からは2.1秒差と本当に僅差だった。障害もキッチリとひと腰でまとめており、内容も良かった。叩き３走目となるここは体調面での上積みも大きくデキは確実に上昇している。好調馬は揃ったが、このメンバーの中に入っても力は上位のものを持っているし、ここは巻き返しが十分に可能。

オレワスゴイは近３走③③②着と勝ち切れないレースが続いているが、障害は常にひと腰でまとめているし、安定した内容。今回は特別条件となるが、登坂力で勝負するこの馬には斤量増量はプラスに働きそう。ここは自己条件でのレースとなるし、この中に入れば力は上位のものを持っている。障害を早目にまとめて押し切りも期待できる。

フクドリは障害で止まってしまい勝ち負けまでは加われていないが、止まってからも腰はしっかりと入っているし、結果ほど内容は悪くない。今回は特別条件となり、斤量が増量されることはプラスとはいえないが、680ｷﾛなら大きな不安は残らないし、持ち味の切れを生かせる展開になれば一発の可能性は十分にある。軽視は禁物。

コマクインは牝馬限定戦となった前走は道中から先手を奪って積極的に動いて行き、障害をひと腰でトップ抜けし、そのまま押し切りと好内容のレースで完勝といえる。今回は自己条件に戻ってのレースとなり、前走から10㌔斤量は増量されるが、障害は安定している馬だけに、対応は可能。相手は強化されるが、今のデキと勢いならヒケを取らない。