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2011年4月20日 東京スプリント (大井競馬) ツイート
大井競馬 第11レース 上位勢は拮抗 混戦を制するヤサカファイン
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬
【中央所属馬の評価】
ミリオンディスクは昨年、道悪を力強く追い込んで0.1秒差3着。以後短距離路線で安定した成績を残している。ひと叩きの前走は11着とはいえ0.6秒差。秋一連の成績からサマーウインド不在で2番手上昇?
スーニは昨年のこのレースを含めダートグレード競走5勝の実績。昨年夏以降は「やはり早熟か?」と囁かれたが、昨年暮れの兵庫ゴールドトロフィー2着、そして前走阪神11着は急遽の阪神遠征で度外視。体調が整えば再度好走も。
セレスハントはダートで8勝、昨年の1400mのサマーチャンピオンを制している。ただ、2000mの佐賀記念3着、1900mの名古屋大賞典5着からも、生粋のスプリンターとは言えない。その点がカギ。
ティアップワイルドは1200~1400mのダート7勝の実績。特に1200mは【2-1-0-0】。重賞は未勝利だが、昨年のカペラSでセイクリムズンのクビ差2着と、能力面では見劣りしないだろう。あとは経験か。
トーホウドルチェはラヴェリータを差したマリーンCなどマイル以下6勝の実績。前々で競馬できれば渋太く、牝馬とはいえタイム面では見劣らない。
【地方所属馬の評価】
ヤサカファインは大井1200m7勝。サマーウインドにハナ差迫った東京盃が印象に残る。地方競馬屈指のスプリンター。ひと息入れた前走を叩かれ、状態はアップしている。
ナイキマドリードは昨年のNARグランプリ最優秀短距離馬。この馬もJBCスプリントでミリオンディスクの2着。前走船橋記念の敗因は出遅れに尽きる。3ヵ月振りの実戦だけがカギ。当日の気配次第。
フジノウェーブ前2年2・3着。9歳馬だけにやや衰えた印象だが、それでも前走は59キロを背負って快勝。昨年は位置取りが後ろ過ぎた、前々で捌ければ。
ジーエスライカーの船橋記念は番手から並ぶ間もなく交わし去り、終始余裕があった。続く近2走は先頭に立つも粘り切れず。1200m【2-1-0-1】。持ちタイムは1分10秒台だが、壁は破れる力はある。
インプレッションはゲートに不安あるが、ウインタースプリントではジーエスライカーを大外から一気に差し切っている。気配次第ではあるが、落ち着いているようなら。
クレイアートビュンは前走金沢に移籍。転厩初戦で格の違いを見せ、ここに臨む。1200m【0-2-0-1】で、4歳以来久々の点が気がかり。少なくとも適条件は言えないが。
ギオンゴールドは佐賀のスプリンターだが、ダートグレードレースとなると、園田で8着があるのみで、どうか。
ディアヤマトは地方馬同士なら好走できるが、ダートグレード競走のペースは厳しい。 ポートジェネラルはこのレース2年連続4着。今年も逃げて粘るレース。
スーパーヴィグラスは昨年5着。もまれるレースを経験したが、それ以降成長が感じられない。
コアレスピューマも地元同士なら好走も、ダートグレード競走となると末が甘く…。
【解説者の予想】
サマーウインド不在だが、上位勢の顔ぶれに変わりない。むしろ軸が欠けた分、馬券的には上位拮抗、あるいは上位同士で混戦模様と言えそうだ。
中心はヤサカファイン。最優秀短距離馬はレースの格でナイキマドリードに譲ったが、対サマーウインドの比較では、東京盃のレース振りが勝っている。前走3着も巻き返し可能だ。
大敗後でも適条件なら軽視できないスーニ、ミリオンディスクも差はないだろう。フジノウェーブも衰えは感じるがまだまだ通用する力はある。ナイキマドリードは休み明けの分割り引きか。ティアップワイルドは能力的に通用できそうだが、経験不足か。
◎ヤサカファイン
○スーニ
▲ミリオンディスク
△フジノウェーブ
△ティアップワイルド
△ナイキマドリード
△セレスハント
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