Odds Park 競馬

今年最初の古馬とのJRA交流戦。注目はノアラインだ。成績は平凡だがスピードは非凡。叩き3走目の上積みも見込める。相手候補は地方コースでは崩れてないスターペスレイコと前走の円山川特別で2着に粘ったキングコーリンオーの2頭。他にも3歳時に園田の交流戦で3着があるアベニールシチーや初ダートだが能力は上位のピーチブローフィズも不気味な存在だ。

ノアラインは今回が叩き3走目。前走の小倉のダート1000m戦では12着だったがなかなかスピードがあるところを見せていた。追い切りでは栗東の坂路コースで4F52秒、ラストの1Fも12秒9と好タイムを出しているところも強調材料だ。今回が初めての地方コースだが、中京で勝ち経験があるので問題無いだろう。JRAのダート短距離戦でハナを切るくらいの馬なのでそのスピードを活かす競馬が出来れば十分に勝ち負けになる。

スターペスレイコは園田コースが今回で4走目の常連だ。今までの2走では2着1回3着2回と安定している。前々走の芦屋川特別、そして名古屋で行われた前走のプロメテウス賞と二つの交流戦ではハナを切り最後の最後まで粘っていた。今回はスピードがありそうな馬がいるのでここ2走のような競馬は容易ではないが外枠に入ったことで揉まれずにレースが出来そうだ。今回も崩れることは無いだろう。

キングコーリンオーは今回が休み明け叩き2走目。前走は道中2番手でレースを進めていた。4コーナー手前では馬群に吸収されるかたちになったのだが直線でもう一度盛り返して2着と休養明けにしては上々の内容だった。陣営のコメントを見る限りではこの中間の調教の動きも上々みたいだ。それに前走に引き続き木村健騎手が手綱を取る点も強調材料だ。ひと叩きされた効果で上積みも見込めるのでここでは勝てるチャンスも十分にある。

アベニールシチーは一度園田コースを経験している。それは2009年の金剛山特別でその時は3着だった。3走前の金沢での交流戦では5着、そして前々走同じく金沢での交流戦では3着だったが陣営のコメントでは脚抜きの良い不良馬場だったことが原因だったようだ。陣営のコメント通りの時計にかかる馬場になれば一気に上位進出できる可能性がある。

ピーチブローフィズは今回が初めてのダート戦。兄弟馬の中ではダート戦で良績をあげている馬がいないことが不安な点だ。しかし、新馬勝ちの経験がある馬なので能力はこのメンバーでは上位クラスだ。コメントを見る限りではテンションが上がりやすい馬らしく当日の気配に注目したい。