レース展望・予想

先手必勝ウインペルセ「能登半島地震復興支援杯20」(金沢競馬)

2024/05/06

土曜日と月曜日の変則で開催されているゴールデンウィーク後半の金沢競馬。5月6日(振・月)の注目カードは第10レースの「能登半島地震復興支援杯20」(B2級四組、金沢競馬場1500メートル)で、主力となる馬はどれが勝っておかしくはなく、馬券の組み合わせ次第では好配当が狙える一戦です。

◎7 ウインペルセ(牡4、佐藤茂厩舎)は、冬休み明け2走目でC1級一組(1500メートル)を勝ったスピードから前走のB2級二組(1500メートル)で1番人気に推されましたが中団のまま5着に敗れました。スタートからの行きっぷりがもうひとつで5番手からの追走となり、前が止まらない展開では直線懸命に追い上げても掲示板に載るのが精いっぱいでした。その後は1カ月ほどレース間隔を空けて立て直しが図られ、直前の追い切りでは併走した2歳馬にクビ差先着して先輩馬の意地を見せていました。3歳春に中央未勝利から転入してきて馬券圏内を外したのは前走を含めまだ4回と少なく、楽な先手も見込めそうな今回の顔ぶれなら巻き返してくれそうです。

○5 マイネルトワイス(牡9、鋤田誠二厩舎)は先月兵庫から移籍してきて転入初戦のB2級六組(1500メートル)で、終始追い通しの手応えながらも直線に入ると2着に伸びてきました。これまで南関東で7勝、前戦地の兵庫ではB1勝ちの実績から、金沢B2級は条件的には優位で、状態が上向いてくればもっと走ってもいいはず。引き続きの1500メートル戦は歓迎で、好位置につける本来の先行するレースができれば、底力の違いでウインペルセもねじ伏せてしまいそうです。

▲4 ヴィトラス(セン6、高橋俊之厩舎)は今季A2級からC1級へ大幅にクラスが下がったことで開幕戦から注目を集めていましたが、走るごとに着順を下げて人気を落としていました。しかし今季4戦目となった前走のC1級五組(1400メートル)で出ムチを入れて先手争いに加わり2コーナーからペースを握ると、そのまま4コーナーを先頭で回って直線独走で押し切り、3連単で15万円台の高配当を提供しました。今回からB2級へクラスは上がりますが、引き続き追い切りでは反応良く動いており、激走した反動は見られません。ウインペルセには3走前のC1級一組(1500メートル)で早めに交わされて4着に敗れていますが、今回も4コーナーまで先頭をキープをできれば直線踏ん張れるかもしれません。

△6 スマイルセンプー(牡4、金田一昌厩舎)は今春佐賀から転入してきて3戦連続で着外ですが、追い切りでは依然パワフルな動きを見せています。スピードで抜けた強敵が見当たらない今回の顔ぶれなら復調のきっかけがつかめそうです。

△10 ハートリープ(牝6、川添明弘厩舎)はB2級の常連で、今季も4戦して2着2回と連対しています。1500メートル戦の方が連絡みは多いだけに、外枠からうまく立ち回れば再び上位争いに加われそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 7⇔5・4・6・10(8点)
3連単(フォーメーション) 7→5・4・6・10→5・4・6・10 5・4・6・10→7→5・4・6・10(24点)

能登半島地震復興支援杯20の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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