レース展望・予想

キージョーカーの勢いを買う「あすなろ杯」(名古屋競馬)

2024/04/22

4月22日(月)の名古屋競馬メイン第12レースは「あすなろ杯」(B級・C級、名古屋競馬場1700メートル)。

1着賞金が通常レースよりも高額な準重賞で、超ハイレベルなV争い。B級昇級初戦でもあり大幅に相手は強化されたが、上昇一途の好素材◎7 キージョーカー(牡4、川西毅厩舎)に大きな魅力を感じる。転入後の2戦をともに完勝で飾ってみせる。転入戦は甘いスタートで後方からのレースを余儀なくされたが外々を抜群の手ごたえで上昇してひとまくり。そして前走は主導権を握り、ゴールまでレースを支配し続け、6馬身差つけて華麗に逃げ切った。勝ちっぷりの豪快さもさることながら、優秀な勝ち時計から能力の高さもアピールする。好調ライバルに、地力派もそろった一戦だが、中央在籍時の当地条件交流戦(24年2月・東海A級3組)での入着実績から引け目はまったくなし。前走で初の1700メートルの距離もあっさりと克服した。3連勝へ、期待は高まる。

実績で上回る○6 ミストラルウインド(牡7、今津博之厩舎)が逆転を狙う。休養前の昨年10月にA級3組特別で豪快な追い込みを決めた末脚自慢は、復帰後つかわれながら確実に上昇気配。追い切り気配もアップし、迎えた叩き3走目。直線勝負に持ち込めばV争い五分。

半年ぶりのブランクある復帰戦だが▲5 コーリンバニラ(牝7、角田輝也厩舎)は軽視できない。2週連続して好追い切りを消化し、臨戦態勢はほぼ整ったムード。相性がいい岡部誠騎手起用も買い材料だ。

穴は転入馬△2 テイエムオードリー(牝5、竹之下昭憲厩舎)。手探り面ある転入戦だが中央1勝クラスで2着入着もある実力派。休養明けをひと叩きしての移籍戦でもあり、いきなり力を発揮しても驚けない。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 7⇔2・5・6・8(8点)
3連単(フォーメーション) 7→2・5・6・8→2・5・6・8 2・5・6・8→7→2・5・6・8(24点)

あすなろ杯の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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