レース展望・予想

転入2走目でさらに上積みエアミュニュレ「明日FC岐阜開幕戦!集え長良川」(笠松競馬)

2024/02/23

2月23日(祝・金)の笠松競馬メイン第9レースは「明日FC岐阜開幕戦!集え長良川」(C級1組(イ)、笠松競馬場1600メートル)。

勝ち上がり馬が多い好調対決は明け4歳の好素材がズラリ。みどころ満載の好カードが期待できる。なかでも勝ちっぷりにセンスと能力を感じた◎9 エアミュニュレ(牡4、後藤佑耶厩舎)に一番魅力を感じる。転入戦は手探り面多い地方デビュー戦で、しかもブランク大きい半年ぶりの実戦。さらに最内スタートでバランスを崩し、一度後方まで下げ、外に切り替えるロスの多い運び。しかし外々を手ごたえよく上昇して前団にとりつくと、直線シャープな決め脚で一蹴。3馬身差完勝でのリスタートは、デビュー2戦目(23年3月・阪神芝2200メートル)で馬券貢献した潜在能力の片りんだった。環境やコース慣れ、さらに初のダートも克服と、移籍2戦目は上積み材料に事欠かない。ましてプラス13キロの太め残りをひと叩きし、2走目の上昇度は大きい。距離延長も中央戦歴から望むところ。連勝を決めるか。

ただ強敵は多い。ライバルは転入初戦○2 ローブドゥマリエ(牝4、笹野博司厩舎)。こちらは中央のデビュー戦でいきなり3着に食い込み、その後も再三、好勝負を演じた実績派。休養前の昨年9月には小倉芝1800メートルで2着に粘っている。中央時のダート1戦は大敗を喫したがエアミュニュレをしのぐ中央戦歴の持ち主。先行力もあり、むしろ地方コース向きとも言える。追い切り気配がよく、いきなり劇十分だ。

2走前の同条件でタイム差なしの2着に健闘した▲6 シャンドゥルン(牝4、水野善太厩舎)ももちろん有力なV候補。

先行力ある△1 エリクシール(牝4、田口輝彦厩舎)も軽視できない。1400メートルだったが前走の勝ち時計は優秀だった。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 9⇔1・2・5・6(8点)
3連単(フォーメーション) 9→1・2・5・6→1・2・5・6 1・2・5・6→9→1・2・5・6(24点)

明日FC岐阜開幕戦!集え長良川の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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