レース展望・予想

園田初登場アラジンバローズが堂々主役「近江米特別」（園田競馬）

2023/12/14

14日（木）の園田競馬メイン第11レースに「近江米特別」（A1A2、園田競馬場1700メートル）が行われる。

◎3 アラジンバローズ（セン6、新子雅司厩舎）が転入3戦目で地元園田に初登場となる。佐賀の鳥栖大賞ではデュープロセスとの一騎打ちを制していきなり結果を出したが、前走の東海菊花賞ではレース間隔が空いていた影響からか馬体が太め残りでズブさが出てしまった。今回は中3週で順調に仕上がった。当初は川崎・神奈川記念への出走プランもあったが、来年の新春賞を目指して地元戦に切り替えてきており、ここはきっちり決めておきたい。

○7 サンビュート（セン6、田中一巧厩舎）は昨年の道営記念など重賞2勝の実績馬。エンジンのかかりが遅いタイプで1700メートルは少し忙しいかもしれないが、追い切りでは抜群の時計を出しており、初戦から力を出せそうだ。

▲10 ベストオブラック（牡5、柏原誠路厩舎）は園田金盃が無念の除外でこちらに回ってきたが、前走はのちに園田金盃で2着だったツムタイザンを相手に強烈なまくりで4コーナー先頭から見せ場を作っており、調子の良さがうかがえる。前走同様の作戦に出るか。

☆6 トリプルスリル（牡4、碇清次郎厩舎）は再転入してから2戦2勝で、いまだ兵庫では4戦して無傷の4連勝と勢いが魅力。今回はリフレッシュ放牧を挟んでの出走になるが、弾むようなフットワークを見せており仕上がりは上々。目標の新春賞に向けてどのような競馬を見せるか。

△5 メトセラ（牡4、橋本忠明厩舎）は園田金盃のプランもあったが、橋本厩舎が2頭出しだったため新春賞を目標に切り替えてここに出走してきた。転入後の2戦は案外だったが、発馬が決まりだした3走目から3勝し、6戦連続で連対している。父キタサンブラック、姉にジェンティルドンナがいる良血馬で来年の飛躍が期待される1頭だ。

△12 リバプールタウン（牡8、保利良平厩舎）は決め手がないので前走のように一気にペースが上がると苦しくなるが、それでも3着と崩れなかった点は評価できる。外枠で先行できれば面白い。

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馬単　3→7・10・6・5・12（5点）
3連単（1軸流し）　3→7・10・6・5・12（20点）

近江米特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・松本健史）


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