レース展望・予想

笠松A級の底力上位ブルーコンパクタ(金沢競馬)

2023/12/10

今週の金沢競馬は日、火曜日の通常開催に戻ります。今開催のB1級は近3走の着順に与えられるポイント順で格付けされる特別編成になっており、10日(日)は中でも第10レースのB1級四組(金沢競馬場1500メートル)では、笠松A級からの転入馬が金沢でどんなレースを演じるか注目されます。

◎3 ブルーコンパクタ(牡7、井樋一也厩舎)は元中央2勝馬で、今年1月に笠松へ移籍するとA級3組で1勝、2組でも2着2回と連絡みしていました。重賞にも3回挑戦しており、7月の名港盃(名古屋2000メートル)では7着でしたが、2番手をキープする先行スピードを見せました。今回は3カ月半ぶりで追い切りも1本だけと仕上がり途上は否めませんが、金沢B1級からのスタートと転入条件は恵まれました。底力の違いを見せて、金沢でもやれる手応えをつかみたいところです。

相手候補にまず挙がるのは若い3歳馬になります。○5 ベルウッドシキシマ(牡3、加藤和義厩舎)は中1週の強行軍で挑んだ前走のB2級二組(1400メートル)ではゴール手前で勝ち馬につかまり2着でしたが、逃げた馬をかわして4コーナーを先頭で回った時には、そのまま直線押し切ってしまうかの勢いでした。追い通しの手応えでも久々に前々でレースが運べたのはプラスで、今回も中島龍也騎手が手綱を握ることで1500メートルに距離が延びても積極的なレース運びが期待できます。

▲6 コンパウンダー(牡8、川添明弘厩舎)も追ってズブいタイプで入着いっぱいのレースが続いていましたが、前走のB1級五組(1500メートル)ではスタートから中島騎手が果敢に仕掛けて4コーナーでは2番手まで浮上し、そのまま直線2着に粘り込みました。今回は中島騎手がベルウッドシキシマに騎乗するため米倉知騎手に乗り代わりますが、早めにポジションを上げていく前走同様のレース運びができるなら今季4勝目にも手が届くかもしれません。

△4 クリノヒビキ(セン8、井樋一也厩舎)は今年5月に笠松から転入してきて着外続きでしたが、ここ2走は3、4着と掲示板まで末脚を伸ばしてきています。笠松在籍時にはブルーコンパクタを差し切って勝っている実績もあり、発馬を決めて後方に置かれなければ上位進出もありそうです。

△8 ピースイギー(牝4、金田一昌厩舎)も3戦連続4着とあとひと息のレースが続いていますが、ここ2走の1400メートルよりも1500メートル戦の方が連絡みは多く、外枠からもまれずに先行できれば前残りが図れそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 3⇔5・6・4・8(8点)
3連単(フォーメーション) 3→5・6・4・8→5・6・4・8 5・6・4・8→3→5・6・4・8(24点)

B1級四組の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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