レース展望・予想

ホテルカリホルニアの実力を見直す「奈良県酪農特別」（園田競馬）

2023/10/25

25日（水）の園田競馬メイン第11レースに「奈良県酪農特別」（B1、園田競馬場1400メートル）が行われる。

◎7 ホテルカリホルニア（牡6、柏原誠路厩舎）は暑さに強い馬ではなく夏休みを挟んで再出発を図ったが、勝負どころから手応えがなく5着に敗れて兵庫での無敗記録が11で止まってしまった。帰厩から急仕上げで挑んだことが影響したもので、今回は乗り込みを強化して万全の状態に仕上がった。主戦の下原理騎手が先週20日に騎乗停止処分を受けて今回は騎乗できないが、吉村智洋騎手が騎乗しており心配無用だろう。

○1 アイヤナ（牝3、田村彰啓厩舎）は発馬でつまずいて不完全燃焼だった転入初戦に比べると、前走は好位2番手にすんなり取りついて4コーナー先頭から押し切る強い内容で実力の高さを示した。今回は55キロを背負ったうえに相手も強化されており前走と同じような競馬ができるかどうかだが、絶好の内枠を引いておりスムーズに立ち回ることができれば連勝を狙えそうだ。

▲3 サンドストーム（牡6、飯田良弘厩舎）は3カ月ぶりの出走。休養前にA2を勝利しているが、本来は叩き良化型でいきなり走るかどうかは半信半疑。ただしフルゲートで先行馬がそろっておりペースは平均より速くなりそうで、流れは味方しそうだ。

☆12 バーゲニングパワー（牡6、尾林幸二厩舎）は9月に戦列復帰してから堅実に走っているが、理想は3走前のように好位の内を立ち回る競馬で、大外枠を引いたことはマイナス材料。しかし調子の良さは際立っており、スムーズに立ち回ることができれば上位を狙える。

△2 エイシンピクセル（牝5、橋本忠明厩舎）は転入初戦3着の後の5戦で入着前後の成績が続いているが、この馬なりに差を詰めてきており大崩れはしていない。前が崩れる展開になると入着以上を狙えそうだ。

△4 マクシミリアン（牡5、松浦聡志厩舎）は転入初戦で3着だったが、前走は発馬でつまずいた上に勝負どころで前が詰まってチグハグな競馬になってしまった。うまく馬群をさばくことができれば面白い1頭になる。

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馬単　7→1・3・12・2・4（5点）
3連単（1軸流し）　7→1・3・12・2・4（20点）

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（文／大阪日刊スポーツ・松本健史）


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