レース展望・予想

絶好調イナズマテーラーが南関東勢の壁を乗り越える「兵庫ゴールドカップ」(園田競馬)

2023/10/20

20日(金)の園田競馬メイン第11レースに「第7回兵庫ゴールドカップ」(3歳以上定量、園田競馬場1230メートル)が行われる。

◎11 イナズマテーラー(セン5、藤川純厩舎)は1230メートルで5戦3勝。夏場は調子を落として笠松・サマーカップで7着、続く地元のオープンでも4着と崩れたが、そこから休養を挟んで調子を取り戻してきた。西脇の追い切りでは一番時計を出しており、攻め駆けするタイプということを差し引いても調子の良さが光る。引き続き下原理騎手とコンビを組んでおり、鞍上も手の内に入れたことだろう。昨年8月に開業した藤川純厩舎が重賞初制覇を目指す。

○4 ブラックストーム(牡5、大井・佐宗応和厩舎)は前走の大井・アフター5スター賞で4着だったが、上位3頭はその後の東京盃JpnIIで3~5着に入っており、レースレベルの高さが分かる。4着とはいえ発馬で遅れた上に、直線では進路取りに苦労しており、負けて強しといえる内容だった。園田の小回りに対応できるかどうか未知数だが、能力は頭ひとつ抜けた印象があり、好位からあっさり押し切る可能性もある。

▲9 ベストマッチョ(セン10、川崎・佐々木仁厩舎)は20年の兵庫ゴールドトロフィーJpnIII・2着、22年の兵庫ウインターカップ2着など、兵庫でも安定して力を発揮している。10歳になったが依然として一線級のスピードを誇っており、このメンバーなら上位争いになる。外枠に入った点は気がかりだが、すんなり逃げか2番手に収まると好勝負になりそうだ。

☆5 ヴァヴィロフ(牡5、川崎・高月賢一厩舎)は2~3歳時に重賞出走経験があるが、古馬になってから初の重賞挑戦になる。跳びが大きく、小回りに対応できるかこちらも未知数だが、鞍上は主戦の笹川翼騎手が駆けつけており軽視できない。好位の内でうまく脚をためることができれば一発があるか。

△6 パールプレミア(牝5、新子雅司厩舎)は兵庫ウインターカップとサマーカップで並みいる牡馬を相手に逃げ切っており、充実一途。中間は夏休みを挟んで調子を取り戻している。昨年は5着だったように逃げを打てないともろい面はあるかもしれないが、スタートが決まれば面白い存在になる。

△8 エイシンヌプリ(牝4、橋本忠明厩舎)は兵庫へ転入してから中距離も試してきたが、追って伸びるタイプではなく、現状は1230メートルがベストか。もまれずに運べると最後までしぶとく粘り込める。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 11→4・9・5・6・8(5点)
3連単(1軸流し) 11→4・9・5・6・8(20点)

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(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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