レース展望・予想

全国区の素質フジユージーン「ビギナーズカップ」(水沢競馬)

2023/08/20

今週20日(日)から水沢競馬場が舞台。メイン第10レースは2歳重賞「第41回ビギナーズカップ」(水沢競馬場1400メートル)。

◎4 フジユージーン(牡、瀬戸幸一厩舎)は今シーズンいの一番の2歳新馬戦(6月4日水沢第2レース・ファーストステップ)を大差で圧勝。2着に2秒2差をつけ、圧巻の逃げ切りを決めました。1カ月半ほどレース間隔をあけた2戦目は初の盛岡でしたが、輸送もコースもまったく問題にせず、余裕の逃げ切り勝ち。2歳としては破格の盛岡ダート1400メートル・1分26秒0で駆け抜けました。ビギナーズカップは単なる通過点。すでに全国から熱視線を集めています。

○2 リトルカリッジ(牝、菅原右吉厩舎)はフジユージーンと同日の2歳新馬戦(第3レース)を逃げ切って好発進。2戦目も2着に2秒1差の大差で圧勝し、芝重賞・若鮎賞へ駒を進めました。芝は未経験でしたが、デビュー2連勝、芝もこなせる血統。1番人気に支持されましたが、直線失速。しんがり負け8着に沈みました。敗因はやはり初芝だったか。今回はダートに戻り、巻き返しに転じます。

▲7 シングルモルト(牝、小西重征厩舎)は前回快勝。一戦ごとにレース勘を身につけ、待望の初勝利を飾りました。これで弾みがついたのは間違いありません。

△1 クルトゥルン(牝、齋藤雄一厩舎)はデビュー4戦連続3着から重賞・若鮎賞へ挑戦して5着。条件を問わず堅実さを発揮。

△6 コンバットスプーン(牝、三野宮通厩舎)は出遅れながらもデビュー戦を圧勝。相手強化、距離延長でも押さえが必要。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 4→2・7・1・6(4点)
3連単(1軸流し) 4→2・7・1・6(12点)

ビギナーズカップの出走表はこちら

(文/松尾康司)


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