レース展望・予想

コマサンダイヤが連勝伸ばす「アルタイル特別」(ばんえい帯広競馬)

2023/08/19

8月19日(土)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「アルタイル特別」(A2級-1組混合)が行われます。

A2級、B1級馬による混合戦で、B1級-1組・デネブ特別から1着コマサンダイヤ、3着テッチャンなど3頭、A2級-1組・葉月特別から3着ダイリンファイター、4着フナノダイヤモンドなど3頭、4歳オープン・山鳩賞から2着シンエイアロイ、6着ホクセイウンカイ(牡4、松井浩文厩舎)の2頭、B2級-1組・ベガ特別2着のスーパーシンデレラ(牝4、小林長吉厩舎)、ばんえいスタートロフィー7着のホクショウカップの10頭で争われます。レース内容を比較すると、デネブ特別組が厳しい展開を刻んでいます。

◎9 コマサンダイヤ(牡6、金田勇厩舎)690キロを本命に推します。前走デネブ特別を勝利し、3連勝中の好調馬です。今季初戦は6月と始動が遅く、B1級-5組混合からのスタートで、ピンチハチャンスの4秒6差の3着。3戦目のB1級-3組でアローリキヒメを押さえて初勝利を飾ると、続くB1級-3組でもボンヌールに3秒2差を付けて2連勝。前走はB1級-1組と相手強化に加え、重量も30キロ増と条件は厳しくなりましたが、スタートから先行し、障害を3番手で仕掛けてひと腰先頭、降りてからは鋭く伸びてアローリキヒメを押さえ3連勝。着差は1秒1ですが、レース内容は安定感を感じさせるほどでした。

○1 テッチャン(牡4、岩本利春厩舎)685キロが対抗です。今季は10戦して4勝、2着3回、3着1回ですべて掲示板内を確保している障害巧者。馬場状態に左右されないのが強みで、軽めの砂なら果敢に逃げ、明けて4歳になり刻む競馬を覚えてからは乾いた砂でも差す競馬ができるようになりレースに幅が出ています。重量も前走から10キロだけの増量なら巻き返しは可能です。

▲8 シンエイアロイ(牝4、久田守厩舎)665キロが3番手です。今季3勝を挙げています。前走は4歳オープン特別の山鳩賞で2着と敗れていますが、2走前のとかち桂冠賞ではオープン一線級が相手で、アオノブラックから5秒1差の3着は力を付けている証です。

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アルタイル特別の出走表はこちら

(文/小寺雄司)


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