レース展望・予想

メムロボブサップの3連覇に期待「ばんえいグランプリ」（ばんえい帯広競馬）

2023/08/13

8月13日（日）のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第35回ばんえいグランプリ」（3歳以上選抜）が行われます。

出走9頭中、旭川記念組が優勝のメムロボブサップを筆頭に、2着アオノブラック、3着コマサンエースなど8頭と多く、参考レースとなります。トップハンデが820キロのメムロボブサップ、810キロがアオノブラックなど3頭、最軽量800キロがコマサンブラック、ミノルシャープなど5頭で、最大重量差は20キロと微妙についています。

◎1 メムロボブサップ（牡7、坂本東一厩舎）820キロを本命に推します。21、22年度のファン投票1位に選出され、ばんえいグランプリ2連覇をしています。昨年は全馬800キロでの戦いでしたが、今回は別定重量戦で20キロのハンデは厳しい条件に。昨年は雨の影響もあり、1分40秒台の速いタイムで勝利していますが、今回は馬場も乾き直線での叩き合いが予想されます。今季6戦して5勝、着外1回で、北斗賞、旭川記念優勝を誇るばんえい最強馬。グランプリ3連覇の期待がかかります。

○7 アオノブラック（牡7、金田勇厩舎）810キロが対抗です。金田勇厩舎は今回4頭出しとなりますが、この馬がエースで4番です。今季は3連覇がかかっていた春のばんえい十勝オッズパーク杯はインビクタの3着と敗れていますが、3戦目の大雪賞ではオーシャンウイナーを2秒6差押さえて今季初勝利。旭川記念ではライバル・メムロボブサップから4秒0の僅差2着と惜敗していますが、今回はメムロボブサップとは10キロ軽い810キロでの出走なら巻き返しは可能です。

▲5 ミノルシャープ（牡9、大友栄人厩舎）800キロが3番手です。今季は未勝利で、北斗賞はメムロボブサップの20秒0差の3着、旭川記念もメムロボブサップの29秒5差の6着と家賃が高いのははっきりしていますが、1戦ごとに障害のかかりは良くなっています。

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馬単　1→7・5・2・4（4点）
3連単（フォーメーション）　1→7→5・2・4（3点）

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（文／小寺雄司）


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