レース展望・予想

エムティイーグル無傷の3連勝なるか「サードニクス賞」(金沢競馬)

2023/08/01

日、火曜日で開催されている今週の金沢競馬。8月1日(火)の注目カードは第11レースの地元デビューの2歳馬による「サードニクス賞」(2歳、金沢競馬場1400メートル)です。今年金沢で初めて行われるJRA認定戦で、これまで新馬勝ちを収めた4頭が一堂に顔をそろえました。

◎5 エムティイーグル(牡、佐藤茂厩舎)は新馬戦の900メートルが逃げたニキを4コーナー手前から並びかけて直線半ばで抜け出す快勝で、1400メートルに距離が延びた2戦目の2歳一組でも逃げたニキを4コーナーで交わして先頭に立ち、直線そのまま押し切りました。いずれのレースも同じ馬に競り勝っているだけで果たして本当に強いのかはまだ疑問符が付きますが、メンバーで唯一1400メートル戦で白星を飾っているのは心強いです。追い切りでは引き続きシャープな動きを見せており、落ち着きもあって走るごとに気性面の成長も見られます。今回も逃げた馬を見ながら好位からレースを進めて直線抜け出すことができれば、3連勝で認定第1号に輝けそうです。

打倒エムティイーグルの1番手は○1 ダブルアタック(牡、金田一昌厩舎)です。新馬戦はスタートダッシュを決めて先手争いを制すると、後続をどんどん置き去りにして、終わってみれば2着に7馬身差をつける圧逃劇でした。中間は今回の距離延長を踏まえて長目を主体にして追い切られており、28日の本追い切りでは今回騎乗する吉原寛人騎手がまたがって好タイムを計時しました。最内枠から好ダッシュを決めてペースを握ることができれば、スピードの違いで後続を振り切っても不思議ではありません。

▲2 ショウガフクキタル(牝、高橋俊之厩舎)も後続を7馬身以上引き離す圧逃劇で新馬勝ちを飾りました。レース不成立もあってそれから2カ月近くもレース間隔が空いてしまいましたが、7月中旬から毎週のように追い切り時計を出しており、仕上がりに抜かりはありません。ダブルアタックと先手を争いながら2番手で食い下がっていければ、前残りが図れそうです。

△6 ザビジョン(牡、加藤和宏厩舎)は直線3頭横並びの追い比べから抜け出して新馬勝ちを飾りました。ただレース中に外傷を負った影響であまり乗り込めておらず、今回は強い追い切りをかけられていません。割引は必要ですが、直線に入ってしっかり伸びてきた新馬戦の勝ちっぷりから、先手争いが激しくなるなら出番があるかもしれません。

△7 ニキ(牡、加藤和義厩舎)もエムティイーグルに完敗続きの内容から評価は控えめになってしまいますが、どんな展開になっても2着を外さなかった粘り強さから次位争いなら加わってきそうです。

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馬単 5→1・2・6・7(4点)
3連単(1軸流し) 5→1・2・6・7(12点)

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(文/中部地方競馬記者クラブ)


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