レース展望・予想

決め手鋭いレッドブロンクス「恋路火祭り賞」(金沢競馬)

2023/07/04

月、火曜日の2日間連続で開催されている今週の金沢競馬。7月4日(火)のメインカードは最終第12レースで争われる「恋路火祭り賞」(A1級二組特選、金沢競馬場1700メートル)で、前日のA1級一組特選とは打って変わって、近走入着一杯のメンバーばかりが集められ、混戦ムードになっています。

◎2 レッドブロンクス(牡6、金田一昌厩舎)は転入2戦目で百万石賞に挑んで6着と掲示板に上がることはできませんでしたが、4コーナーで外を回って直線追い上げる姿勢を見せました。転入初戦でも勝ったガムランには離されましたが、直線懸命に脚を伸ばして接戦の3着を制しており、前戦地の大井では不発続きだった末脚が金沢でコンスタントに発揮できています。前走後はレース間隔を空けて乗り込まれており、中間は3本の追い切りを消化してこれまで以上に仕上げてきています。今回の顔触れなら決め手の鋭さは抜けており、追走で手こずらなければ、先団をまとめて差し切ってしまいそうです。

○3 キープクライミング(牝4、中川雅之厩舎)は、4月の1500メートル戦で争われたA2級二組を逃げ切ってA1級に昇級してから掲示板一杯のレースが続いていますが、引き続き追い切り気配は悪くありません。今回は先週25、27日の開催で6勝、2着2回と大暴れしたルーキーの加藤翔馬騎手とのコンビで、軽量を生かして積極的にレースが運べれば、1700メートル戦でもまんまと押し切ってしまうかもしれません。

▲5 ナリノヴィエンヌ(セン5、佐藤茂厩舎)は前走1500メートルで争われたA1級二組でも3着に詰め寄ってきて復調がうかがえます。530キロ台の大型馬ですが、暑くなっても追い切りは毎回しっかりこなしており、状態はキープできています。逃げるキープクライミングが直線失速するなら、好位からひと伸びして抜け出すシーンがありそうです。

△8 キョウワスピネル(牡8、加藤和義厩舎)は1500メートルで争われた前走のA1級二組で後方のまま末脚不発の8着に終わりましたが、得意な1700メートル戦に戻れば見直しが必要です。初騎乗となる中島龍也騎手が新味を引き出すなら、レッドブロンクスと直線叩き合って浮上してくるかもしれません。

△6 スタイルユアセルフ(牝4、鋤田誠二厩舎)も再転入当初に比べて徐々に持ち直してきています。今回は追い切りもしっかりこなしており、それほど差のないメンバー構成なら復調のきっかけがつかめるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 2⇔3・5・8・6(8点)
3連単(フォーメーション) 2→3・5・8・6→3・5・8・6 3・5・8・6→2→3・5・8・6(24点)

恋路火祭り賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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