レース展望・予想

重賞初連対を評価しガムラン「七尾港まつり賞」(金沢競馬)

2023/07/03

7月に入って最初の週の金沢競馬は月、火曜日の2日間連続開催になります。3日(月)のメインカードは最終第12レースで争われる「七尾港まつり賞」(A1級一組特選、金沢競馬場1500メートル)になります。今シリーズのA1級は前3走分の収得賞金額順で格付けされる特別編成になっており、近走連絡みしている馬が多いメンバーです。

◎8 ガムラン(牡5、佐藤茂厩舎)は前走の百万石賞で2着に踏ん張り重賞で初めて連絡みしました。スタートから逃げたハクサンアマゾネスの2番手をキープし、2周目向正面から引き離されてしまいましたが、ポジションを下げることなく直線へ突入。ゴール寸前で外からサンレイファイトが強襲してきましたが、半馬身差しのいで2着は死守しました。これで中央から戻ってきてからは4戦1勝、2着2回、3着1回と3着を外しておらず、金沢コースとの相性の良さには目を見張ります。今回は1500メートルに距離が短縮されますが、同じ距離で争われた金沢スプリングカップでオヌシナニモノの3着に粘った実績から問題はありません。百万石賞から1カ月ほどレース間隔が空きましたが中間には2本の追い切りを消化して引き続き元気いっぱいです。今後白山大賞典トライアルのイヌワシ賞(8月27日、2000メートル)へ向かうためにも、暑さが本格化する前に強敵不在のここでしっかり勝って弾みをつけたいところです。

○7 マーミンラブ(牝4、中川雅之厩舎)は、前走1700メートルで争われたA1級二組をまんまと押し切って今季初白星を飾りました。後続を引き連れながら逃げて、4コーナーでは2番手を走るナリノヴィエンヌに並びかけられましたが、直線に入ると二枚腰を発揮して突き放し、最後まで抜かせませんでした。こちらも1カ月ほどレース間隔は空きましたが、追い切りでは躍動感あふれる動きを見せており、引き続き好調ぶりがうかがえます。1500メートル戦はもっともスピードが生かせる距離で、今回も後続を引き連れて4コーナーを先頭で回ることができれば、際どい勝負に持ち込めそうです。

▲4 エムティアンジェ(牝4、佐藤茂厩舎)は前走のお松の方賞で久々の重賞Vが期待されましたが、スタートで出遅れてしまい後方のまま6着と見どころがありませんでした。その後は百万石賞を自重してリフレッシュに努める調整を積んでおり、ゲート入りを改善するためにホライゾネットの着用も試みています。ハクサンアマゾネスとも接戦を演じた春先のスピードが戻れば、この顔ぶれならあっさり勝っても不思議ではありません。

△3 フラッグアドミラル(牡9、中川雅之厩舎)は2走前のA1級一組で8着に失速しましたが、前走のA1級二組で2着に粘り込んで巻き返しました。金沢スプリングカップでオヌシナニモノの2着と健闘したように1500メートル戦の方が合うようで、今回も逃げるマーミンラブの2番手を終始キープできれば、接戦の次位争いを演じられそうです。

△6 ノーウェイ(牡8、黒木豊厩舎)も前走の百万石賞では10着と追走いっぱいに終わりましたが、条件戦に戻れば見直しは必要です。マーミンラブら先行勢が早めに失速する展開になるなら、出番があるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 8⇔7・4・3・6(8点)
3連単(フォーメーション) 8→7・4・3・6→7・4・3・6 7・4・3・6→8→7・4・3・6(24点)

七尾港まつり賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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