レース展望・予想

牝馬同士で軌道修正ゴールデンヒーラー「フェアリーカップ」（盛岡競馬）

2023/07/31

31日（月）盛岡競馬メイン第12レースは準重賞「フェアリーカップ」（3歳以上牝馬、盛岡競馬場ダート1800メートル）。

◎4 ゴールデンヒーラー（牝5、佐藤祐司厩舎）は2年連続で岩手の最優秀牝馬に選ばれた強豪。今季初戦の栗駒賞を完勝し、絶好のスタートを切りましたが、シアンモア記念6着、一條記念みちのく大賞典8着に凡走。前途に暗雲が立ち込めました。今回、矛先を変えたのは負の連鎖を断ち切るため。牝馬限定戦ならメンバー有利は誰の目にも明らか。きっちり勝利をモノにして今後に弾みをつけたいところでしょう。

○5 グルアーブ（牝6、櫻田康二厩舎）は中央芝1400～1600メートルで3勝。ダート戦もデビューからの4戦で2、3着各2回、3走前の3勝クラス・中山1200メートル5着とまったく問題ありません。課題は1800メートル対応に尽きますが、ペースが落ち着けば克服十分。転入戦から注目の1頭となります。

▲7 マルケイマーヴェル（牝6、石川栄厩舎）は3歳時にひまわり賞（オークス）を制し、OROオータムティアラ2着。その後も成長を続けてフェアリーカップ2連覇を達成するなど盛岡ダート1800メートルは4戦3勝と自信の条件です。前走後はフェアリーカップに照準を合わせて調整。相手は強力ですが、3連覇達成の偉業を目指します。

△3 マルルットゥ（牝4、佐藤雅彦厩舎）は再転入後、2着3回。いい脚を長く使えるタイプで前走も2着を確保しました。

△6 ホワイトブライド（牝5、瀬戸幸一厩舎）はまだ本調子を取り戻していませんが、盛岡コースと相性抜群。

△9 ブリリアントウェイ（牝5、三野宮通厩舎）は川崎2000メートル3勝のステイヤーです。

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馬単　4→5・7・3・6　5→4（5点）
3連単（フォーメーション）　4→3・5・7→3・5・6・7・9（12点）

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（文／松尾康司）


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