レース展望・予想

キーワードとグランドルチルの争い「JCSファイナルステージ第2戦」(園田競馬)

2023/07/06

6日(木)の園田競馬メイン第11レースに2023地方競馬「JCSファイナルステージ第2戦」(B2、園田競馬場1700メートル)が行われる。

◎9 キーワード(セン4、船橋・森泰斗騎手)は前走が大敗だったが、57キロを背負って序盤から進みが悪かったこと、さらに距離延長で思うように脚がたまらなかったことも影響したようだ。今回は2走前に完勝した1700メートル戦で外枠も歓迎。負担重量も56キロに戻っており条件は好転している。船橋の森泰斗騎手を背に2走前の再現を狙う。

○11 グランドルチル(牡4、大井・矢野貴之騎手)が強敵。前走は折り合いがついて内枠からじっくり運ぶことができたが、先行馬に有利な展開になり末脚不発に終わった。それでも3着に残したのは力のある証拠。今回はフルゲートで極端にペースが遅くなるとは考えづらく、末脚がはまりそうだ。

▲3 メイショウフィガロ(牡4、兵庫・廣瀬航騎手)の前走は直線で4頭の追い比べになったときに内外から挟まれる大きな不利を受けており、不完全燃焼に終わっていた。脚の使いどころが難しい馬だが、スムーズにさばくことができれば上位争いになる。

☆1 エイシングラス(牡4、名古屋・岡部誠騎手)は距離の長短を問わずに走るタイプで折り合いがつくかどうかだけ。内枠なら前に壁を作って折り合いをつけることができそうだ。園田を知り尽くした名古屋の岡部誠騎手を背に一発を狙う。

△6 アヴニールレーヴ(牝7、高知・宮川実騎手)は一気の距離延長になり、1700メートルがベスト距離とは思わないが、近走は思うように先行できておらず、距離延長ですんなり逃げられれば一変する可能性がある。

△12 ウォニー(牡5、北海道・福原杏騎手)は入着前後の成績が続いているが、このクラスでも堅実に脚を使っている。良馬場で走ることができれば一発を秘めている。北海道の福原杏騎手はファーストステージの盛岡終了地点で首位に立っており、ここで決めるようだと優勝の可能性が高くなる。

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馬単 9→11・3・1・6・12(5点)
3連単(1軸流し) 9→11・3・1・6・12(20点)

JCSファイナルステージ第2戦の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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