レース展望・予想

ストームドッグ対名古屋2頭「ハイビスカスオープン」（笠松競馬）

2023/07/21

7月21日（金）の笠松競馬メイン第11レースは「ハイビスカスオープン」（A級1組、笠松競馬場1600メートル）。

上位馬の評価差わずかのハイレベル戦も地元笠松の◎4 ストームドッグ（セン6、森山英雄厩舎）から狙いたい。今春転入後、A級1組・2勝を含めて自己条件は3戦3勝と無敗を誇る。重賞こそ2戦連続3着に止まるが、前走サマーカップは同じ3着でも価値が高い。強敵兵庫の遠征勢4頭を相手に、終始内でもまれる苦しい流れながら、しぶとく0秒5差に食い込んだ好内容。東海勢最先着を果たした好走は見逃せない。ベストは逃げだが、控える走りもこなせることが分かり、レースに幅も生まれている。A級1組特別3連勝へ、視界が広がる。

強敵は層の厚さに定評ある名古屋勢の2頭。○8 コウイチ（牡6、川西毅厩舎）は持ち前のスピードが出張戦でさらに生きる。中央2勝クラスの特別戦で馬券貢献実績がある実力派のスピード自慢だ。中央時が1400メートル以下の短距離が主戦場で、前走1700メートル戦ではゴール寸前粘りが甘くなったが、昨今の名古屋コースは差し馬有利の馬場状況。コース替わりの好材料を味方に、押し切りを狙う。

一方、▲2 ファルコンウィング（牡6、今津博之厩舎）は前走に続く出張戦。ストームドッグには完敗したが、笠松コースはコウイチ同様に脚質に合う絶好舞台。差はわずか。

穴は△5 エイシンガネーシャ（牡6、水野善太厩舎）。転入初戦の前走は失速したが、兵庫在籍時はA1で活躍した実力派。多くの面で上積み材料もある移籍2戦目。変わり身あっても驚けない。

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馬単（マルチ）　4⇔2・5・8・9（8点）
3連単（フォーメーション）　4→2・5・8・9→2・5・8・9　2・5・8・9→4→2・5・8・9（24点）

ハイビスカスオープンの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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