レース展望・予想

世代王者キングフェスタが中心「ライラック賞」（ばんえい帯広競馬）

2023/06/05

6月5日（月）のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「ライラック賞」（4歳オープン）が行われます。

最軽量が640キロのシンエイアロイ、650キロがダイヤカツヒメ（牝、久田守厩舎）、660キロがヤマノコーネルなど3頭、670キロがツガルノヒロイモノとクリスタルコルドの2頭、そしてトップハンデ680キロがキングフェスタ、ヤマカツエース（牡、金田勇厩舎）、ヘッチャラの3頭で、その差は最大で40キロ。クラス上位馬有利な一戦となっています。

◎5 キングフェスタ（牡、小北栄一厩舎）680キロを本命に推します。2歳シーズンにはナナカマド賞、翔雲賞、イレネー記念を優勝、そして3歳シーズンでは、ばんえい菊花賞、ばんえいダービーを優勝し、重賞5勝は世代限定戦では大威張りできる実績です。今季も初戦のスプリングカップでは6着でしたが、1着がメムロボブサップなら納得で、2走目の4歳限定のすずらん賞では2着ホクセイウンカイに5秒2差を付けて圧勝しています。前走のさつき特別は古馬のオープンが相手でしたが、インビクタの3着もその着差が1秒9なら健闘といえる内容。ここは世代ナンバーワンのキングフェスタが力を見せつけます。

○2 ツガルノヒロイモノ（牡、長部幸光厩舎）670キロが対抗です。前走はA1級-2組混合で快勝。古馬の強豪で末脚自慢のゴールドハンターが相手だっただけに、その先行力と障害力には改めて圧倒させられました。少し馬場に左右されるところがありますが、濡れた砂なら直線で長い脚が使えるタイプ。軽めの馬場が予想される今回は逃げ切りの期待がかかります。

▲4 ホクセイウンカイ（牡、松井浩文厩舎）660キロが3番手です。今季は4戦して2勝、2、3着各1回とすべて馬券絡みの好調馬。展開に左右されない器用な脚を持った馬です。

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馬単　5→2・4・1・6（4点）
3連単（フォーメーション）　5→2→4・1・6（3点）

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（文／小寺雄司）


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