レース展望・予想

A級狙える好素材スピーディクール「七尾祇園祭特別」(金沢競馬)

2023/06/25

6月最終週の金沢競馬も通常の日、火曜日の開催になります。25日(日)第10レースの「七尾祇園祭特別」(B1級一組、金沢競馬場1500メートル)では、金沢で復活を目指す元中央4勝馬が連勝を飾れるか注目を集めます。

◎6 スピーディクール(セン9、佐藤茂厩舎)は5月上旬まで高知で走っていてC2クラスで3、2着と好走していたことから転入初戦のB1級四組で、金沢入り後2戦負けなしのロジローズと人気を分けました。レースはそのロジローズが逃げて、スピーディクールが2番手から追いかける展開となり、向正面半ばからは2頭が馬体を並べるマッチレースに。追い比べはゴールまで続き、スピーディクールがアタマ差で辛うじて先着して転入初戦勝ちを飾りました。3着以下を大差引き離した勝ち時計は1分34秒台で、1500メートル戦では破格の好タイムでした。引き続き追い切りの動きは悪くなく、激走した反動で大幅に馬体重を減らしていなければ、今回も持ち前のスピードが発揮できそう。今後A級入りも狙える実績の持ち主だけに、B1級で連勝を飾って弾みをつけたいところです。

○8 テイクザワールド(牡4、井樋一也厩舎)は今年3月に川崎から移籍してきて3着を外さない走りを続けていましたが、前走のB1級一組は最内枠からの発走になったこともあって外に持ち出せず後方のまま8着と見どころがありませんでした。追い切りでは変わらず直線で鋭い動きを見せており、反応が鈍くなったようには思えません。今回は距離が1500メートルに戻り、さらに外枠に入ったのは歓迎です。主戦の吉原寛人騎手とのコンビに戻るのも心強く、なんとか巻き返してリズムを修正したいところ。

▲1 タートザッヘ(牝4、加藤和宏厩舎)は1700メートルに距離が延びた前走のB1級一組でも2着に粘り込んで馬券に絡みました。今季は開幕戦から休みなく走り続けていますがまだ3着は外しておらず、牝馬とは思えないタフネスさには頭が下がります。中間の追い切りも相変わらず元気いっぱいで、最内枠に入った今回も逃げた馬を見ながら前々でレースが運べるなら、際どい勝負に持ち込めそうです。

△7 サンライズハイアー(牡7、井樋一也厩舎)は前走B1級二組で、9着だった百万石賞からの巻き返しが期待されましたが、勝ち馬に離された3着と奮いませんでした。A級で3連勝していた昨年の勢いはまだ感じられませんが、追い切りもこなせるようになって少しずつ復調の兆しは見せています。

△2 サウスブルーグラス(セン7、中川雅之厩舎)は3走前のB2級三組特別編成を逃げ切って復調のきっかけをつかみ、前走のB1級三組でも直線3頭横並びの叩き合いを制して今季3勝目を飾りました。かつての勝負強さ取り戻しつつあるだけに今回も警戒が必要です。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 6⇔8・1(4点)
3連単(フォーメーション) 6→8・1→8・1・7・2 8・1→6→8・1・7・2(12点)

七尾祇園祭特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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