レース展望・予想

ラッキードリームが兵庫の頂点に立つ「兵庫大賞典」(園田競馬)

2023/05/04

4日(祝・木)の園田競馬メイン第11レースに「第59回兵庫大賞典」(園田競馬場1870メートル)が行われる。

◎3 ラッキードリーム(牡5、新子雅司厩舎)は2走前の佐賀記念JpnIIIでは発走前からテンションの高さが目立ち、レースで全く力を出し切れなかった。しかし地元に戻った前走は大きくイレ込むことなく58キロを背負っても力が違うことを証明した。この中間も「レースに向けて自分で体をつくっている。落ち着きもあって雰囲気はいい」と新子雅司調教師は自信を持つ。地元で唯一のライバルといえるジンギが戦線離脱したことは残念だが、ここは昨年の最優秀4歳以上中長距離馬として負けられない一戦となる。

○4 ツムタイザン(牡5、木村健厩舎)は屈腱炎を克服して重賞の舞台に帰ってきた。掛かりやすい気性から短い距離で活躍してきたが、古馬になり気性面が大幅に成長して長い距離にも対応できるようになってきた。とはいえ、まだレースの序盤では折り合いを欠くシーンもある。序盤をスムーズに運ぶことができればラッキードリームとの差が縮まりそうだ。

▲8 エイシンナセル(牡11、北野真弘厩舎)は年齢を感じさせない動きで重賞戦線でも上位争いを続けている。引き続き吉村智洋騎手が騎乗しており、力をだせるだろう。

☆7 コスモバレット(牡8、石橋満厩舎)は笠松のマーチカップでは後続に突かれる厳しい展開だったが、4着に粘っているように調子を取り戻している。鞍上の山本咲希到騎手とも2度目のコンビで前進がありそうだ。

△2 メイプルブラザー(牡9、大山寿文厩舎)は地方全国交流の佐賀・はがくれ大賞典で4着に好走して復調ムード。地元の重賞ではもうひとつ結果が出ていないが、連争いには押さえておきたい。

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馬単 3→4・8・7・2(4点)
3連単(1軸流し) 3→4・8・7・2(12点)

兵庫大賞典の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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