レース展望・予想

サラキャサリンが重賞3連勝を狙う「のじぎく賞」(園田競馬)

2023/05/11

11日(木)の園田競馬メイン第11レースに「第61回のじぎく賞」(3歳牝馬定量、園田競馬場1700メートル)が行われる。

◎11 サラキャサリン(新井隆太厩舎)は兵庫クイーンセレクション、若草賞土古記念を逃げ切って重賞を連勝中。テンションが高くてスピードが勝ったタイプで距離延長に対する不安はあるが、特に若草賞土古記念では前半で激しく競られて力のない馬なら失速していく場面でも、向正面で息を入れ直して二枚腰を見せた。スタミナは十分に備わっている。8日に馬場の内側全周に砂が補充されており、かえって外枠の方が走りやすそうだ。今回も一目散に突っ走る。

○4 スマイルミーシャ(飯田良弘厩舎)は菊水賞でベラジオソノダラブに逃げ切られて初めて土が付いた。相手の得意の形に持ち込まれたことが最大の敗因だろうが、陣営がレース前から懸念していた馬体減も結果的には響いたか。中間は緩めることなくしっかり乗り込まれており、状態面で一度叩いた上積みが見込める。先行馬がそろっており流れも向きそうだ。

▲1 ワイズゴールド(大井・市村誠厩舎)は浦和の桜花賞4着、そして留守杯日高賞を逃げ切って重賞初制覇と勢いに乗る。今回はグランダム・ジャパン3歳シーズンの頂点を目指して地元大井の東京プリンセス賞ではなく、勝機を見込んでのじぎく賞へ挑戦してきた。半兄に21年の最優秀2歳馬ガリバーストームがいる血統だが、兄に比べて100キロ近く小柄な馬体で器用さがあり、小回りコースの適性は高そうだ。テンのスピードがあり、内枠から逃げを打てれば地元勢にとって脅威になる。

☆7 ヒメツルイチモンジ(新子雅司厩舎)は菊水賞ではゲート難を解消するためにメンコを着用して出走したが、かえって集中力を欠いてしまった。まだまだ完成途上の感は否めないが、4走前に1700メートルで行われたJRA認定では5馬身差の完勝を収めており素質はここでも引けを取らない。大一番での変身を警戒したい。

△9 キャッツライズ(川崎・平田正一厩舎)の好走パターンは先行できたとき。前走はワイズゴールドに差をつけられており逆転できるかどうかは疑問だが、川崎マイルで勝利実績があり、距離の不安はない。位置取りが決まれば侮れない。

△10 マルグリッド(新子雅司厩舎)は佐賀のル・プランタン賞で重賞初制覇。少し体が減ったが輸送によるもので大きな影響はない。スタミナ豊富で距離はもう少しあった方が良さそうだが、前が競り合う展開になれば浮上する。

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馬単 11→4・1・7・9・10(5点)
3連単(1軸流し) 11→4・1・7・9・10(20点)

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(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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