レース展望・予想

前走の勝ち馬不在でドラセナ「アラバスター賞」(水沢競馬)

2023/03/21

21日(祝・火)水沢競馬メイン11レースは「アラバスター賞」(B1級、水沢競馬場1300メートル)。

◎5 ドラセナ(セン8、及川良春厩舎)はA級からB1級へ降格して1番人気に支持されましたが、ドルズプライスレスが他の11頭を圧倒。破格タイムで逃げ切りましたが、それでも2着を確保して地力を証明しました。今回はその1着馬が不在なら首位は譲れないところ。仕切り直しの一戦となりました。

○2 メジャーハリケーン(牡7、新田守厩舎)は前走、後方2番手の待機策からドラセナに次ぐ3着入線を果たし、マズマズの滑り出し。最近は差し競馬が目につきますが、その気になれば前で競馬ができるのも強み。近走、掲示板外に沈んだのは距離が長かった4走前の盛岡1600メートルでの9着のみ。1300メートルへの距離短縮は望むところでしょう。

▲1 ピシュマニエ(牝6、菅原勲厩舎)は中央ダート1000メートル、1200メートルでそれぞれ1勝。昨年はシーズン途中から最下級C2へ降格し、メンバーが緩和。6勝と荒稼ぎしました。終盤2戦と今季初戦は掲示板外でしたが、逃げを打てなかったのが敗因。今回は絶好の1番枠を引き当て、先手を主張できるのは確実。持ち味の粘りを発揮します。

△8 ビッグタマテルーフ(牝4、伊藤和厩舎)は3歳牝馬交流・留守杯日高賞2着、OROオータムティアラ3着。古馬の流れにも慣れ、上位進出をもくろみます。

△4 ヤマジュンサルサ(牝6、橘友和厩舎)は水沢1300メートルでは3戦して1勝、3着1回と相性のいい条件。巻き返しに転じて不思議なし。

△3 タイセイビルダー(牡7、佐藤雅彦厩舎)は今季初出走ですが、久々を苦にしないタイプです。

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馬単 5→2・1・8・4 2・1→5(6点)
3連単(フォーメーション) 2・5→1・2・5→1・2・3・4・5・8(16点)

アラバスター賞の出走表はこちら

(文/松尾康司)


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