レース展望・予想

伸びゆく3歳馬ペイシャエスを狙う「名古屋グランプリ」(名古屋競馬)

2022/12/08

12月8日(木)の名古屋競馬メイン第10レースは「第22回名古屋グランプリJpnII」(名古屋競馬場2100メートル)。

愛知県弥富市の新競馬場に移転後、初めて当地で開催される当地最高峰で師走の大一番・名古屋グランプリJpnII。例年以上に今年のJRA勢は強力なラインナップともあっていっそう盛り上がりそうだ。伸びゆく3歳馬◎9 ペイシャエス(牡3、JRA・小西一男調教師)を狙い撃ちだ。GI/JpnI馬を多く輩出する出世重賞のユニコーンステークスGIIIの覇者で、ジャパンダートダービーJpnI・2着。前走のJBCクラシックJpnIも好位で最後までスピードと粘りを披露し、価値ある3着に食い下がった好素材。将来性は十分で次代のダート界を担う、トップ候補生と言える。過去5年のこのレースでは中央3歳馬が4頭参戦し、2頭(2018年チュウワウィザード、19年デルマルーヴル)の優勝馬が生まれる好データもプッシュ材料だ。

実績上位は○12 クリンチャー(牡8、JRA・宮本博厩舎)。新競馬場は初登場も重賞5勝で名古屋大賞典JpnIII(3月)を2021、22年と連覇し、名古屋と抜群の好相性を誇る。6月・帝王賞JpnIも直線失速したと言え、積極策の真っ向勝負で挑み、勝ち馬から1秒1差5着に粘り、ダート界一線級と好勝負を演じた。前走・みやこステークスGIIIは4カ月ぶりの復帰戦で仕上がり途上。叩いてよくなるタイプが、名古屋重賞3連勝を目指す。

▲1 ケイアイパープル(牡6、JRA・村山明厩舎)も差はわずか。先行策から早めに先頭に立って粘り込むのが勝ちパターンで、平坦小回りを得意とする地方コース巧者。旧・名古屋でも名古屋グランプリJpnII(21年)、名古屋大賞典JpnIII(22年)と、ともに2着をキープしている。

上記3頭はいずれも先行馬。速い流れになれば△2 ラーゴム(牡4、JRA・藤崇史厩舎)のシャープな差し脚に出番が訪れる。

地方勢では△3 セイカメテオポリス(牡4、大井・渡邉和雄厩舎)に注目。21年9月の戸塚記念以降、勝ち星から見放されているが、今年も大井の重賞で銀メダル3個の地力派。ここ一番に定評がある吉原寛人騎手とのコラボも魅力だ。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 9⇔1・2・3・12(8点)
3連単(フォーメーション) 9→1・2・3・12→1・2・3・12 1・2・3・12→9→1・2・3・12(24点)

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(文/中部地方競馬記者クラブ)


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