レース展望・予想

休養明けでも負けられないメムロボブサップ「オータムカップ」（ばんえい帯広競馬）

2022/11/20

11月20日（日）のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「オータムカップ」（オープン-1組）が行われます。

前開催の北見記念で1着だったアオノブラックは不在ですが、同レースから2着ゴールデンフウジン、4着マツカゼウンカイなど6頭、狩勝賞から9着コウシュハレガシー、10着アーティウィングの2頭、岩見沢記念以降、約2カ月休養していたメムロボブサップの9頭立てです。北見記念組の力量上位は明白ですが、今回は重量も軽い条件戦で流れも速くなり、忙しい競馬が予想されます。

◎7 メムロボブサップ（牡6、坂本東一厩舎）770キロを本命に推します。8戦して5勝、2着3回の成績で挑んだ岩見沢記念でしたが、降雨の影響で前半52秒のハイペースとなり、障害は3番手で切り追い上げましたが、差して届かずにインビクタの2秒6差の4着と敗れています。その後は約2カ月間休養して今回の出走を決めています。今季は旭川記念、ばんえいグランプリを制している実力馬。ここに入れば力量上位は明白です。トップハンデとなりますが、これからの重賞戦線に向かい、負けられない一戦です。

○5 ゴールデンフウジン（牡8、山本正彦厩舎）755キロが対抗です。今季は4勝を挙げていますが、すべて条件戦でのもの。重賞では一線級相手に勝ち切れませんが、755キロの重量ならスピードと末脚の切れは屈指。本走路のヒーティング稼動とゴール前の砂障害撤去もこの馬にとってはプラスになりそうです。

▲9 マツカゼウンカイ（牡8、松井浩文厩舎）745キロが3番手。今季は特別戦の1勝のみです。前走の北見記念では、道中上位馬に遅れずに並走して障害では止まってしまい、後方からの追い込みでしたが、鋭く伸びてアオノブラックから9秒9差の4着と見せ場十分の内容でした。

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オータムカップの出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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