レース展望・予想

昇級でもナカゼンガキタの実績断然「夕刊フジ杯」(ばんえい帯広競馬)

2022/11/05

11月5日(土)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには「夕刊フジ杯」(A1級)が行われます。

前開催の桔梗特別から1着ココロノタカラ、2着トワトラナノココロなど7頭、A2級-3組から1着ナカゼンガキタ、4着ネオキングダム、菊月特別から2着センリョウボスの10頭立てです。桔梗特別組が多数ですが、別路線組も強い競馬で勝っている馬もいてひと波乱ありそうです。今週末は晴れ予報ですが、気温が下がり馬場の砂も締まりそうで速い時計での決着が予想されます。

◎6 ナカゼンガキタ(牝8、松井浩文厩舎)700キロを本命に推します。今季初出走となった桔梗特別とは別路線のA2級-3組で、2着サカノダイヤに4秒9差を付けて勝利を挙げています。ばんえい競馬のお約束、今季はクラスが下がってA2級からのスタートですが、昨季はA1級で勝ち負けするなど9勝を挙げている快速牝馬です。昨シーズンの最終戦、準重賞・ウィナーズカップでアアモンドグンシンの7着と敗れていますが、相手はオープンの一線級、このメンバーに入ったら大威張りできる実績です。相手は強化していますが連勝の期待が掛ります。

○2 ココロノタカラ(牡8、鈴木邦哉厩舎)725キロが対抗です。桔梗特別の1着馬。今季は14戦して3勝、着外11回の成績が示す通り、勝ち負けがはっきりしたタイプの馬。通算30勝を挙げていますが、その勝ちタイムがすべて1分台と時計がかかる重い砂では、持ち味の直線での切れる脚が生かせません。今回は前走時よりも5キロ増ですが、砂も締まり脚抜きも良い馬場なら連勝も可能です。

▲5 トワトラナノココロ(牡5、鈴木邦哉厩舎)720キロが3番手です。今季は未勝利ですが、前走の桔梗特別では、ココロノタカラの2秒5の僅差2着と健闘しています。先行力と障害自慢の5歳馬です。

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馬単 6→2・5・1・7(4点)
3連単(フォーメーション) 6→2→5・1・7(3点)

夕刊フジ杯の出走表はこちら

(文/小寺雄司)


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