JRA2勝馬ヴェノムが連勝狙う「立冬特別」（金沢競馬）

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JRA2勝馬ヴェノムが連勝狙う「立冬特別」（金沢競馬）

レース展望・予想

2022/11/07

今週の金沢競馬は月、火曜日の2日間変則開催になります。11月7日（月）は第10レースで争われる「立冬特別」（A2級二組、金沢競馬場1500メートル）がメインカードになります。

転入初戦勝ちを飾った◎4 ヴェノム（牡4、中川雅之厩舎）が連勝をもくろみます。中央のダート1700メートル戦で未勝利、1勝クラスと2連勝した実績から金沢入り初戦から注目を集めましたが、プラス18キロと馬体重も大幅に増えており、良化途上は否めませんでした。しかし3コーナー手前で逃げた馬を交わして早めに先頭に立つと、直線で並びかけようとしたノボリターンを半馬身差抑え込んで押し切ってしまいました。中央2勝馬の底力を感じさせる勝ちっぷりで金沢A級でもやれる手応えをつかみました。前回に比べて好メンバーがそろいましたが、引き続き追い切りでは好時計で駆けており、コース2走目ならさらなる上積みが見込めそうです。

○3 シンボリフラッシュ（牡4、佐藤茂厩舎）は今夏A1級へ昇級してから着外が続いたため、小松温泉牧場へ短期放牧に出されて立て直しが図られました。10月下旬に帰厩してからは急ピッチで乗り込まれており、追い切りの動きも上向いています。1700メートル戦だと出遅れる癖が出てしまいますが、これまで6戦5勝と相性がいい1500メートル戦ならあまり心配はありません。先団を射程圏内に捉えながら追走できれば、決め手の違いで直線抜け出してきそうです。

▲6 スノームーンライト（牡4、佐藤茂厩舎）は前走名古屋のゴールド争覇へ遠征しましたが、スタートでつまずいてしまい後方のまま9着と持ち前のスピードは発揮できませんでした。厳しい結果に終わりましたが、幸いにも遠征のダメージはそれほど残らなかったようで、追い切りでは本来の快速ぶりを見せつけています。地元のA2級ならスピードは上位の存在だけに、逃げた馬をマークして2番手から運べれば、4コーナーを先頭で回って押し切りも可能です。

△5 ノボリターン（牡6、佐藤茂厩舎）は船橋から転入後2着続きですが、前走も終始追い通しの手応えながらもゴール前しぶとく伸びて、勝ったヴェノムに半馬身差まで詰め寄りました。ズブさは徐々に改善されており、今回も勝負どころから早めに上がっていければ上位争いに加わってきそうです。

△10 デビルスダンサー（牝5、金田一昌厩舎）もA2級に下がった方が追い上げが届きます。1500メートルに距離が短縮されるのは脚質的にマイナスですが、外枠で連絡みも多く、位置取り次第で一気に駆け上がってきそうです。

＜おすすめの買い目＞　
馬単（マルチ）　4⇔3・6・5・10（8点）
3連単（フォーメーション）　4→3・6・5・10→3・6・5・10　3・6・5・10→4→3・6・5・10（24点）