レース展望・予想

相手に恵まれたカネサスペシャル「ペルセウス特別」（ばんえい帯広競馬）

2022/10/15

10月15日（土）のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「ペルセウス特別」（B1級-1組）が行われます。

A2級-1組混合・銀の匙帯広展開催記念、3歳以上選抜・疾風賞、B1級-1組混合、B2級-1組混合、そして3歳オープン・秋桜賞と前開催に行われた5レースからの出走馬で争われますが、秋桜賞2着ヤマノコーネル以外はすべて前走着外。条件が大きく異なるために比較は難しく、ひと波乱ありそうな特別戦です。

◎1 カネサスペシャル（牡8、村上慎一厩舎）705キロを本命に推します。今季は15戦6勝、2着4回と好成績を挙げています。2走前のB2級-1組混合・秋陽特別で2着サクラシュンカをコンマ1秒押さえて勝利。相手強化となった前走の銀の匙展開催記念ではスタートからスピードに対応できずに障害は4番手の仕掛けでひと腰では切れず、7番手から追い上げるも8秒0差の6着でしたが、この馬なりの脚は使っていました。今回は前走の上位馬が不在で相手に恵まれた感もあり勝ち負けが期待できます。

○5 ヤマノコーネル（牡3、今井茂雅厩舎）685キロが対抗です。出走中唯一の3歳馬です。前走の秋桜特別はヤマカツエースが圧倒的な強さで勝利しましたが、同馬から3秒1差で2着と勝てないまでも力は出し切っていました。今回は古馬が相手だけに厳しい展開となりますが、好位を進み、持ち前の障害力を生かして直線差し込むのが勝ちパターンで、後半20秒台の末脚はこのメンバーが相手でも通用しそうです。

▲6 カツゲン（牡4、久田守厩舎）690キロが3番手です。前走はB1級-1組混合と格上相手で1着サクラシュンカから16秒4差の7着と敗れています。近走は軽めの馬場での先行争いで後手に回る事が多く、道中で脚を使い、差し届かずのレースが続いていますが、馬場が落ち着きさえすれば前で競馬ができる脚は持っています。

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3連単（フォーメーション）　1→5→6・2・9（3点）

ペルセウス特別の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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