レース展望・予想

メジロゴーリキの北見記念2勝目に期待「北見記念」(ばんえい帯広競馬)

2022/10/30

10月30日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第43回北見記念」が行われます。

王者メムロボブサップが不在ですが、前走の狩勝賞から1着インビクタ、3着ゴールデンフウジン(牡8、山本正彦厩舎)など7頭、寒露特別2着からアオノブラック、秋雲特別3着からキョウエイリュウ、6着キタノユウジロウ(牡7、村上慎一厩舎)の10頭立てです。重賞となり、各馬前走から115キロ~130キロ増量。また別定重量戦で、ハンデ頭が870キロのインビクタとアオノブラックの2頭、860キロがメジロゴーリキ、ミノルシャープなど4頭、850キロがコマサンブラックなど4頭で、最大重量差は20キロと微妙についています。馬場状態はレース前日夜の降雨の影響で軽めの馬場が予想されます。

◎4 メジロゴーリキ(牡8、松井浩文厩舎)860キロを本命に推します。20年の北見記念優勝馬で、今季はサマーカップで1着。重賞では春一番のばんえい十勝オッズパーク杯はアオノブラックの7着で、北斗賞もアオノブラックの9秒6差の4着、旭川記念メムロボブサップの10秒3差の4着でしたが、ばんえいグランプリはメムロボブサップの2秒0差の2着、前走の岩見沢記念はインビクタの2秒4差の3着と、ここ2走は勝ち負けのところで勝負しています。有力馬アオノブラックより10キロ軽い今回は恵まれた重量といえます。

○3 アオノブラック(牡6、金田勇厩舎)870キロが対抗です。今季は10戦して3勝ですが、そのうちの2勝がばんえい十勝オッズパーク杯、北斗賞と重賞でのもので出走メンバーでナンバーワンの実績を誇ります。今回は高重量戦で流れも落ち着きそうで、自分で展開を作れた時の直線での切れは屈指の持ち主。北見記念連覇も期待できます。

▲5 ミノルシャープ(牡8、大友栄人厩舎)860キロが3番手です。今季はオープン-2組混合の1勝のみ。旭川記念はメムロボブサップの13秒1差の5着、ばんえいグランプリもメムロボブサップの9秒3差の3着、岩見沢記念はインビクタのコンマ8秒の僅差2着と1戦ごとに着差も詰めて健闘しています。軽めの馬場で好位置を進めそうな今回は、障害巧者で切れ味勝負を得意とするこの馬の出番もありそうです。

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馬単 4→3・5・2・7(4点)
3連単(フォーメーション) 4→3→5・2・7(3点)

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(文/小寺雄司)


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