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レース展望・予想
兵庫サンロアノークの重賞初制覇なるか「サマーカップ」(笠松競馬)
2022/07/14
7月14日(木)の笠松競馬メイン第11レースは「第44回サマーカップ」(笠松競馬場1400メートル)。
北陸、東海、近畿の3地区交流重賞は、地区レベルの高い兵庫勢優位の流れが相変わらず続いている。今シリーズもその見立てがやはりベターだろう。なかでも中心視は◎8 サンロアノーク(牡6、兵庫・田中一巧厩舎)だ。昨秋に兵庫移籍後もしっかりと活躍し成績を残す実力派。まだ重賞勝利こそ挙げられないが、地元の兵庫ウインターカップ(2月・3着)に名古屋・東海桜花賞(4月・2着)と、地方全国交流重賞でも鋭い差し脚で勝ち負けを演じる。さらに前走はダートグレードのかきつばた記念JpnIIIでも5着に食い込み、地力アップした姿を難敵相手に示してみせた。ポイントはその後休養に入り、ひと息入った2カ月半ぶりの実戦。ただリフレッシュに充てたためで、直前の追い切りではキビキビとした動きを見せ、いきなり動ける態勢にある。手ごろな相手に変わった東海の3地区交流重賞参戦で実績断然の存在。待望の重賞初制覇のチャンスを逃さない。
もう1頭の兵庫からの遠征馬○1 ペリステライト(牡8、兵庫・盛本信春厩舎)も勝ち負け候補だ。今春復帰後の地元A1(A2混合含む)で4、2、4着。勝ち切れないもののいずれも勝ち馬からコンマ6秒差以内で、しぶとい走りを見せる。コース経験も強みになり、馬券に欠かせない存在だ。
東海勢では先行馬有利の雨馬場で▲5 ソラン(牡5、角田輝也厩舎)に注目している。今春、中央から転入した快速馬で5月の2勝クラス(東京ダート1300メートル)で差のない3着に粘ったスピード派。ぶっちぎりの逃げ切りを決めた転入初戦とは一転、前走の地元A級4組ではまさかの失速で3着に終わったが「テンションが上がっていた」(岡部誠騎手)とのこと。初コースともあってパドックでのチェックが欠かせないが、戦歴から一撃が期待できる。
強さとモロさは同居するムラ駆けタイプも、地元では1400メートル巧者の△7 ニホンピロヘンソン(セン6、川嶋弘吉厩舎)に期待がかかる。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 8⇔1・5・7・12(8点)
3連単(フォーメーション) 8→1・5・7・12→1・5・7・12 1・5・7・12→8→1・5・7・12(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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