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レース展望・予想
重賞連勝なるかクリノメガミエース「クイーンカップ」(笠松競馬)
2022/06/29
6月29日(水)の笠松競馬メイン第11レースは「第46回クイーンカップ」(3歳牝馬、笠松競馬場1600メートル)。
前走・ぎふ清流カップで待望の重賞初制覇を成し遂げた◎5 クリノメガミエース(兵庫・石橋満厩舎)が主役だ。兵庫移籍後、初の遠征で、さらに不利な外枠スタートだった前走。しかしそんな不安も何のその。果敢に主導権を握り、道中もハイピッチで飛ばしながら最後まで力強く逃げ切り、3馬身差の快勝で初のタイトルを獲得した。前走後はここを目標に調整されて仕上がり面も順調。距離は200メートル延長したが、前走の豪快な勝ちっぷりに、中央時の新馬戦Vが1700メートルだったことからも大きな問題と言えない。同タイプの先行ライバルは控えるが、ワンクラス上の先行力と能力で重賞連勝を飾るか。
逆転候補筆頭は地元期待の○1 ドミニク(後藤正義厩舎)。ここまで東海3歳三冠戦線では駿蹄賞3着、東海ダービー4着と善戦止まりだが、きっちり入着を果たしたのは地力の証。展開に左右される追い込みタイプでもあり頭まで突き抜け切れていない。前半から速い流れで推移してほしいところだ。3月のオープン以来になる久々の地元戦。笠松ファンからのエールに応えたい。
まだデビュー5戦目の▲3 ベラジオサキ(兵庫・栗林徹治厩舎)は、ぎふ清流カップ(4着)に続く連続遠征。コースやレース慣れが見込める一戦。クリノメガミエースとの差を縮めるか。
外枠スタートは不利だが、間隔空いて調整十分で臨む△9 サラヘレン(兵庫・新井隆太厩舎)も侮れない。
<おすすめの買い目>
馬単 5→1・3・9・10(4点)
3連単(1軸流し) 5→1・3・9・10(12点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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